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Meiji Seikaファルマ、アストラゼネカとCOPD治療薬の国内独占販売契約を締結

2012-05-31

慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療薬に関する独占販売契約締結のお知らせ



 アストラゼネカ株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:ポール・ハドソン、以下「アストラゼネカ」)の関連会社であるスウェーデン国法人アストラゼネカ・アクチエボーグ社(以下、「アストラゼネカAB」)とMeiji Seikaファルマ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:松尾正彦、以下「Meiji」)は、吸入製剤である慢性閉塞性肺疾患(COPD:Chronic Obstructive Pulmonary Disease)治療薬「ホルモテロールフマル酸塩水和物(一般名)」の日本国内における独占的な流通、販売およびプロモーションに関する契約を本日締結しましたのでお知らせします。なお、本製品については、アストラゼネカが製造販売承認を申請しています。

 この独占販売契約に基づいて、本製品の流通、販売およびプロモーションはMeijiが担当し、製造はアストラゼネカが担当します。一方、Meijiは、契約一時金および売上達成額に応じた追加一時金をアストラゼネカABに支払います。

 COPDは、タバコ煙などに含まれる有害なガスを習慣的に長期間吸入することで起こる、肺の慢性的な炎症性疾患です。主な症状として、咳、痰、息切れ、呼吸困難などが現れます。WHOの統計によると、COPDは世界の死亡原因の第4位とされ、日本の潜在患者は約530万人を超えるとされています。ホルモテロールフマル酸塩水和物は、気管支拡張作用に優れた長時間作用性ベータ2刺激薬で、利便性の高い吸入器具であるタービュヘイラーRに充填したCOPD治療薬としてすでに世界70カ国以上の国と地域で販売されています。

 両社は協力し、本製品の日本国内における市場導入と製品価値の最大化を図り、COPDの治療に貢献してまいります。


以上


<参考資料> 本契約に関わる製品の概要
 本剤は、有効成分として長時間作用性ベータ2刺激薬(LABA)であるホルモテロールフマル酸塩水和物 (ホルモテロール)を含有する長時間作用性吸入気管支拡張剤です。
 現在、アストラゼネカが承認申請中であり、海外では、1996年に気管支喘息に対する効果・効能でEUにおいて承認され、2011年5月現在約90カ国で承認を受けています。また、慢性閉塞性肺疾患 (COPD) に対しても、2002年に初めてEUで承認され、2012年1月現在、世界70カ国以上の国と地域で承認されています。なお、海外では「オーキシスR・タービュヘイラーR」という製品名で販売されています。

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