イマコト

最新の記事から注目のキーワードをピックアップ!

Article Detail

インプレスR&D、モバイルインターネット利用動向の調査結果を発表

2010-11-27

携帯電話、スマートフォン、タブレットPCなどのマルチスクリーンによる
モバイルインターネット利用動向の調査結果を
収録した『ケータイ白書2011』、『ケータイ利用動向調査2011』発売


スマートフォン利用率が9.0%と倍増
データカード通信カードの利用率も急伸
携帯電話、スマートフォン、タブレットPCなどのマルチスクリーンによる
モバイルインターネット利用動向の調査結果を
収録した『ケータイ白書2011』、『ケータイ利用動向調査2011』発売


 インプレスグループで法人向け情報コミュニケーション技術関連メディア事業を手掛ける株式会社インプレスR&D(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井芹昌信)は、12月3日、最新のモバイル・インターネット利用動向調査の結果を発表いたします。

 2010年は、iPhoneをはじめとしたスマートフォンが一般層にも浸透しはじめ、iPadなどの新しいタブレット型デバイスが市場に投入され大きな話題を呼ぶなど、モバイルにおけるマルチスクリーン・マルチデバイス化が加速していることを示唆する年となりました。クラウドの台頭もあり、モバイルコンテンツ事業者、サービス事業者も、もはや携帯電話(フィーチャーフォン)だけでなく、マルチスクリーン・マルチデバイスを横断的に見ながら戦略を考えていく必要に迫られています。
 インターネットメディア総合研究所では、そうした最新のモバイル利用状況を把握するため、3000人の個人携帯電話利用者と1600人の企業担当者向けに独自調査を実施。携帯電話の利用動向に特化した「個人携帯電話全体利用動向」、スマートフォンの利用動向に特化した「個人スマートフォン利用動向」、携帯電話やスマートフォンにくわえ、iPadやノートPC、携帯ゲーム機など幅広いモバイル機器でのインターネット・コンテンツ利用動向に特化した「個人利用機器別インターネット利用動向」、企業のモバイル機器利用動向に特化した「企業利用動向」の4つの分析を行っています。なお、調査はウェブアンケートにより行い、代表性を確保するため、株式会社インプレスR&Dが保有する年代・性別、業種・従業員規模などのデータをもとにサンプルを調整しています。

 本調査結果の一部は、一般社団法人モバイル・コンテンツ・フォーラム監修、インターネットメディア総合研究所編の『ケータイ白書2011』にまとめ、株式会社インプレスジャパンから12月3日(金)より発売するほか、『ケータイ白書2011』には掲載できなかった設問やさまざまなクロス軸に基づくエクセルの数表とグラフをCD−ROMに収録した『ケータイ利用動向調査2011』を株式会社インプレスR&D から12月3日(金)より発売いたします。


<< 個人携帯電話全体利用動向 注目の調査結果 >>
■ドコモの満足度が向上し3キャリアでトップに、au、ソフトバンクは低下
 キャリア間の熾烈な争いは続いており、その結果、ユーザーの満足度も変化しています。各社の満足度を加重平均で見ると、ドコモが昨年から0.11ポイントと大幅に上昇し、3.96でトップとなりました。一方、昨年は一位だったauは0.07ポイント減少の3.92で2位、ソフトバンクは0.08ポイント減少の3.61となりました。ドコモは2年連続で満足度が向上しており、ソフトバンクは2年連続で減少しています。

■データカードの利用率が3.6%から7.8%へ増加
 データ通信カードの利用率は昨年の3.6%から2倍超の7.8%へと大きく上昇しました。通信サービス会社はドコモが28.9%でトップですが、昨年の39.2%からはシェアを落としています。一方、イー・モバイルの22.9%(昨年度20.0%)、auの15.9%(昨年度12.1%)などは、それぞれシェアを伸ばしています。また、ウィルコムは昨年の15.8%から9.1%とシェアを落としています。利用者が利用しているデータ通信カードの種類では、USB型(49.6%)やカード型(35.2%)が主流となっていますが、2009年末にイー・モバイルを皮切りに各社から登場したモバイルワイヤレスルーターも16.1%までシェアを伸ばしています。


<< スマートフォン利用動向 注目の調査結果 >>
スマートフォン利用者が昨年の4.0%から9.0%へ拡大
 今年のモバイルにおける大きなトピックスの1つはスマートフォンです。個人のスマートフォン利用率は昨年の4.0%から2倍超の9.0%へと上昇しています。また、認知度も63.4%から93.0%へと上昇しています。また、使用機種ランキングでは、男性10代〜40代、女性10代〜20代という幅広い世代において、スマートフォンの代表的な端末であるiPhoneが3位以内にランクインしており、スマートフォンが一般層へ浸透してきている状況がうかがえます。ソフトバンクモバイルに限定すると、19.1%のユーザーがスマートフォンを利用しています。

■利用機種はiPhone 4がトップ、Xperiaが3位に
 実際にスマートフォンを利用しているスマートフォンユーザーを対象に、使用しているスマートフォン機種を聞いたところ、iPhone 4が24.5%でトップ、2位がiPhone 3GSの22.0%で、4位にもiPhone 3Gが8.1%と、上位をiPhoneが独占しています。一方、Android OSを搭載したドコモのXperiaは9.7%で3位に食い込んでいます。


<< 個人利用機器別インターネット利用動向 注目の調査結果 >>
■タブレットPCの所有率は3.4%、女性利用者も多い
 iPadをはじめとするタブレットPCの所有率は3.4%となっています。スマートフォン利用者の男性:女性比率が68:32、モバイルPC/ネットブック利用者の男性:女性比率が74:26と、男性比率が高いのに対し、タブレットPC利用者の男性:女性比率は53:47と、男性がやや多いものの、女性の利用者も比較的多い結果となっています。

■地図や動画、Twitterはスマートフォンで、クーポンや音楽は携帯電話で、電子書籍はタブレットPCで
 携帯電話、スマートフォン、タブレットPCそれぞれの機器でのインターネット利用サービスの利用率を見ると、「Twitterなどのマイクロブログ」はスマートフォンでの利用率が最も高く22.4%であり、タブレットPCが15.7%、携帯電話が7.0%となっています。同じく「ナビゲーションや地図」や「動画」の利用率も3つの機器の中でスマートフォンが最も高くなっています。一方、「クーポンの入手」は携帯電話が22.6%、スマートフォンが18.8%、タブレットPCが8.4%となっており、「音楽・着うたフル」は携帯電話が16.7%、スマートフォンが8.3%、タブレットPCが13.3%と、それぞれ携帯電話が一番高くなっています。また、「電子書籍」では、タブレットPCが10.8%と最も高く、スマートフォンが6.5%、携帯電話は2.7%となっています。

■グルーポン系サービスの利用率は4.4%
 クーポンを期間限定、枚数限定などの制約のもとで安く購入できるクーポンの共同購入サービス(いわゆるグルーポン系サービス)の利用率は、デバイスに関係なく4.4%、認知度は59.0%となりました。購入されているクーポンでは、「飲食店、ケータリングサービス予約」が45.1%、「産地直送品、食料品、酒、飲料」が26.3%、「衣料、アクセサリー、ファッション」が17.3%と上位になっています。


<< 企業利用動向 注目の調査結果 >>
スマートフォンの利用企業は14.6%、タブレットPCは6.6%
 業務で利用しているモバイル端末を見ると、「携帯電話・PHS」が76.1%、「ノートPC」が72.8%、「ネットブック」が16.3%の順となっています。ここ数年で急速に拡大している「スマートフォン」の利用は14.6%、iPadなどの「タブレットPC」は6.6%に達しています。特にスマートフォンは、昨年度の利用率6.0%から2倍超の利用率を記録しており、年度別の平均導入台数も、2007年以前には8.3台であったものが、2010年には93.3台と加速度的に増加しています。


<< 個人の携帯電話利用とインターネット利用に関する調査概要>>
■調査対象:携帯電話・PHSを利用してウェブサイトの閲覧やメールを利用する11歳以上の男女個人
■対象地域:全国
■調査方法:携帯電話上でのインターネット調査およびパソコン上でのインターネット調査
■サンプリング:インターネット利用機器別に、調査会社マクロミルの下記モニターを利用

【携帯電話のみでのインターネット利用者】
 携帯電話サイトで募集した携帯インターネット調査モニター(ミルモバモニター)

【携帯電話とパソコンの両方の機器でのインターネット利用者】
 パソコンサイトで募集したインターネット調査モニター(マクロミルモニター)
■有効サンプル数:有効回答数3000。サンプルは株式会社インプレスR&Dが保有する性別・年齢階層別・インターネット利用機器別(携帯電話のみかパソコンとの併用か)・インターネットの利用時間別の人口構成比に可能な限り整合するようにサンプリング。
■調査期間:2010年9月22日(水)〜10月4日(月)


<< スマートフォン利用者実態調査概要>>
■調査対象:スマートフォンを利用しているImpress Watch(http://www.watch.impress.co.jp/)読者
■対象地域:全国
■調査方法:パソコン上でのインターネット調査
■誘 導:Impress Watchウェブサイト上およびメールマガジンでのアンケートサイトへの誘導
■有効回答数:有効回答数8,268。スマートフォン利用者3,118を抽出し集計
■調査期間:2010年9月27日(月)〜10月5日(火)
■調査機関:株式会社インプレスR&D


<< 企業のモバイル機器利用動向調査概要 >>
■調査対象:勤務先の企業において、携帯電話やPHSの導入に関与する人、IT導入に関与している人
■対象地域:全国
■調査方法:パソコン上でのインターネット調査
■誘導:gooリサーチの保有するアンケートパネルからの条件抽出によるメール配信、アンケートサイトへの誘導。業種別・雇用者規模別・雇用者数構成比に可能な限り整合するようにサンプリング
■有効サンプル数:有効回答数1,643
■調査機関:2010年9月7日(火)〜9月9日(木)


<< 調査結果収録・商品概要 >>
 ※添付の関連資料を参照

Related Contents

関連書籍

  • 死ぬまでに行きたい! 世界の絶景

    死ぬまでに行きたい! 世界の絶景

    詩歩2013-07-31

    Amazon Kindle版
  • 星空風景 (SKYSCAPE PHOTOBOOK)

    星空風景 (SKYSCAPE PHOTOBOOK)

    前田 徳彦2014-09-02

    Amazon Kindle版
  • ロンドン写真集 (撮影数100):ヨーロッパシリーズ1

    ロンドン写真集 (撮影数100):ヨーロッパシリーズ1

    大久保 明2014-08-12

    Amazon Kindle版
  • BLUE MOMENT

    BLUE MOMENT

    吉村 和敏2007-12-13

    Amazon Kindle版