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トピー工業グループ、2012〜15年度の新中期連結経営計画を策定
トピー工業グループ新中期連結経営計画”Growth&Change2015”(G&C2015)について
−グローバルでの”成長”と高収益体質への”変革”−
トピー工業グループは、このほど2012年度から2015年度を実行期間とする中期連結経営計画”Growth&Change2015”(G&C2015)を策定し、スタートさせましたので、お知らせいたします。
1.前中期連結経営計画”MS−2007”の総括
トピー工業グループは、2007年度から2009年度を目標とした中期連結経営計画”MS−2007”に取り組んでまいりました。”MS−2007”では、「新たな成長分野への一貫生産能力の増強」、「新製品・新生産方式の開発」、「連結経営の新たなステージへの発展」、「財務体質の強化」、「新たな利益配分方針」、「長期計画に基づいた施策の継続」の6つを主要施策に、さらなる躍進に邁進してまいりました。しかしながら、実行中に世界経済が急激に悪化し、需要環境が大幅に冷え込む中、トピー工業グループも深刻な影響を受け、計画の見直しを余儀なくされました。このような状況下、トピー工業グループでは、収益への影響を最小限に抑えるための緊急諸施策を推進し、さらに、一層の固定費の削減や最適生産体制の再構築等によるコスト改革にグループ各社の事業基盤強化策を加えた経営改善計画を実行いたしました。なお、”MS−2007”における戦略的投資については重要案件に絞って実施いたしております。
【主な実施済み施策】
<鉄鋼事業>
・異形形鋼の生産能力増強(2008年6月)
<自動車・産業機械部品事業:ホイール>
・鉱山向け超大型ダンプトラック用ホイールの生産能力増強(2009年10月)
・超ハイテン材を採用した軽量化スチールホイールの開発(2009年11月)
・軽量化ISO方式トラック・バス用ホイールの量産開始(2010年3月)
・中国乗用車用ホイール生産拠点の完全子会社化(2010年6月)
<自動車・産業機械部品事業:履板・履帯>
・リンク加工・熱処理ラインの増設(2007年11月)
・履板熱処理ラインの増設(2008年6月)
・中国履帯生産拠点の能力増強(2011年1月)
2.新中期連結経営計画”Growth&Change2015”(G&C2015)について
1)基本方針
現在のトピー工業グループを取り巻く事業環境は、新興国を中心として海外需要が拡大する一方、国内は人口の減少による総需要の停滞や高齢化による労働力の減少など、長期的には厳しい環境となることが見込まれます。
新中期連結経営計画”Growth&Change2015”(G&C2015)は、グローバルでの”成長”と高収益体質への”変革”を基本方針として、新興国需要の拡大と国内経済の成熟化へ対応する事業基盤の強化により、さらなる成長へつなげるものです。独創性にあふれるトピー工業グループ製品の強みを活かし、成長が見込まれる海外市場に対して積極的に事業展開を図るとともに、国内のモノづくり基盤を強固なものとすることで、環境変化に強い事業構造を確立してまいります。
※以下の資料は、添付の関連資料「リリースの詳細」を参照
2)数値目標指標と計数計画
3)重点テーマ
4)セグメント別施策