日本オラクル、コンテンツ管理製品を活用しベルシステム２４が文書管理システムを導入

ベルシステム２４、オラクルのコンテンツ管理製品を活用し、
全社規模の文書管理システムを導入
〜契約書管理業務をシステム化することで、内部統制の強化と営業活動の支援を実現〜



・日本オラクル株式会社（本社：東京都港区、代表執行役社長　最高経営責任者：遠藤　隆雄）は本日、株式会社ベルシステム２４（本社：東京都渋谷区、代表執行役社長：矢原　史朗）が、全社規模で推進する業務の標準化・最適化を目的に文書管理システムを構築、その基盤として企業内コンテンツを一元管理するオラクルの「Ｏｒａｃｌｅ　ＷｅｂＣｅｎｔｅｒ　Ｃｏｎｔｅｎｔ」を導入したことを発表します。

・ベルシステム２４は、コンタクト・センター運営を中核に、ＣＲＭアウトソーシング・サービスを提供しています。コンタクトセンター業界のリーディング企業として３０年間蓄積してきたノウハウを活かし、サービス品質の改善に取り組んでいます。現在はコミュニケーションの手段が多様化し、従来のボイスに加え、メールやソーシャル・メディアを活用したデジタル・コミュニケーション、それらの複合型への対応が求められています。そのような環境のなか、テクノロジーを活用することで「徹底的に科学された」コンタクト・センターの構築を目指しています。

・ベルシステム２４は事業効率を向上する取り組みとして、各支店で個別に行っていた類似業務を集約し、効率的な運用を図っています。
　その一環として、大量に作成される顧客との契約書とその原本管理業務のペーパーレス化・デジタル化を推進しています。契約書情報を安全に共有し、内部統制の強化と営業支援に役立てる文書管理システムの導入にあたり「Ｏｒａｃｌｅ　ＷｅｂＣｅｎｔｅｒ　Ｃｏｎｔｅｎｔ」の採用を決定、２０１２年３月に稼働開始しました。今後は契約書だけでなく、全社規模での文書管理の最適化とグローバル展開への対応も進める予定です。

・ベルシステム２４は文書管理システムの構築に「Ｏｒａｃｌｅ　ＷｅｂＣｅｎｔｅｒ　Ｃｏｎｔｅｎｔ」を活用したことにより、以下を実現しました：

　―管理する文書へのアクセス権限を役職や担当業務ごとにきめ細かく設定することで、内部統制を強化
　―契約書の有効期限を自動管理し、更新すべき契約書を抽出し通知する機能を実装。これにより、契約書のライフサイクル管理の効率化とコンプライアンス上、想定しうる微細なリスクをも徹底して排除
　―従来、契約書の取得に手作業で３０分程度かかっていたところ、文書管理システムを導入することで、契約書に複数項目のメタ情報を設定し、営業担当者は必要な情報をさまざまな視点から瞬時に検索可能
　―海外拠点でも事業展開しているため、多言語が利用できグローバル化に対応可能。また、全世界のユーザーが同時に利用できる高いパフォーマンスと、時間帯の異なる地域での２４時間利用を想定した可用性

・ベルシステム２４は今回の文書管理システムを活用し、紙の伝票を使った発注、検収、請求といった業務への適用、またコンテンツ管理機能を利用し、社内ポータルサイトを通じた情報共有のツールとしての利用を検討しています。


●「Ｏｒａｃｌｅ　ＷｅｂＣｅｎｔｅｒ」と「Ｏｒａｃｌｅ　ＷｅｂＣｅｎｔｅｒ　Ｃｏｎｔｅｎｔ」について
　「Ｏｒａｃｌｅ　ＷｅｂＣｅｎｔｅｒ」は、Ｗｅｂエクスペリエンス管理、統合ワークプレイス（＊）としての企業ポータル、ドキュメントや画像・動画ファイルなどを管理する情報共有・流通基盤、企業内のコミュニケーションを迅速化するソーシャル・コミュニケーション基盤を提供します。ドキュメント、動画像、Ｗｅｂページなどのコンテンツを一元管理する「Ｏｒａｃｌｅ　ＷｅｂＣｅｎｔｅｒ　Ｃｏｎｔｅｎｔ」は、最適な業務プロセスにおける情報へのアクセスを定義すると同時に、業務アプリケーションの状況に応じてコンテンツを管理できる情報共有・流通基盤です。
　また、紙の資料を電子化し、ビジネス・プロセスへ組み込む処理基盤も提供します。

　＊１つの画面上に業務で取り扱う情報やアプリケーションを統合・集約できる作業環境

　「Ｏｒａｃｌｅ　ＷｅｂＣｅｎｔｅｒ」：
　　http://www.oracle.com/jp/products/middleware/webcenter/

　「Ｏｒａｃｌｅ　ＷｅｂＣｅｎｔｅｒ　Ｃｏｎｔｅｎｔ」：
　　http://www.oracle.com/jp/products/middleware/webcenter/content/

　「Ｏｒａｃｌｅ　ＷｅｂＣｅｎｔｅｒ　Ｃｏｎｔｅｎｔ」イメージ図：（※画像は添付の関連資料「イメージ図」を参照）



●オラクルについて
　オラクルは、クラウド環境と皆様のデータセンターの両方においてハードウェアとソフトウェアが連携して稼働するよう設計します。
　オラクル（ＮＡＳＤＡＱ：ＯＲＣＬ）に関するより詳細な情報については、http://www.oracle.comをご覧ください。



＊ＯｒａｃｌｅとＪａｖａは、Ｏｒａｃｌｅ　Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ　及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。本文書は情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。