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富士通、電力利用の効率化を支援するクラウド活用のエネルギーマネジメントシステムを提供
クラウドを活用したエネルギーマネジメントシステム「Enetune」を新発売
企業が保有する全拠点の電力データを一元管理し、電力利用の効率化を支援
当社は、クラウドを活用したEMS(エネルギーマネジメントシステム)サービス「Enetune(エネチューン)」を開発し、6月末より提供を開始します。企業が保有する自社ビル、テナント、店舗など、複数の拠点から電力データを収集し、クラウドに集約して一元管理することで、統合的・横断的な見える化を実現します。
これにより、従来は拠点ごとの改善にとどまっていたエネルギーマネジメントを、全拠点を対象に一元的に行うことができ、電力利用の効率を複数拠点間で比較・評価したうえで効果的な対策を展開することが可能となります。また、株式会社富士通研究所(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:富田達夫、以下、富士通研究所)の最新技術を適用した電力需要予測機能により、あらかじめその企業のピーク電力が予測できるため、計画的に蓄電池や自家発電機に切り替えたり、対象機器の遠隔制御や自動制御が可能になり、契約電力超過の抑制も実現します。
[関連リンク] Enetune 紹介サイト
http://jp.fujitsu.com/solutions/safety/energy/enetune/
昨今の逼迫した電力供給や電気料金の値上り、省エネ法の改正など、さまざまな電力利用環境の変化に柔軟に対応するため、企業は電力利用の効率化に向け、よりいっそうのエネルギーマネジメントの強化が求められています。
自社ビルなどの建屋の電力利用の効率化に注目が集まっていますが、従来のような拠点ごとの対応は、個々の拠点管理者のスキルやノウハウへの依存が強く、また複数拠点間の電力利用の効率性評価が困難なため、拠点ごとの改善レベルに偏りが生じるという課題がありました。この課題を解決するうえで、複数拠点の電力データを一元化して比較・評価することにより、効果的で共通した対策を各所で展開することが有効です。
そこで当社は、企業のエネルギーマネジメントを支援するクラウド型EMSサービス「Enetune」により、企業が必要とする電力利用の効率化、最適化を支援する機能を提供します。
なお、今回提供するサービスは、5月17日(木曜日)、18日(金曜日)に東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開催する「富士通フォーラム2012」でご覧いただけます。
<図1.クラウド型EMSサービス「Enetune」>
※添付の関連資料を参照
※本製品の特長などは、添付の関連資料を参照
<商標について>
記載されている製品名などの固有名詞は,各社の商標または登録商標です。
以上
[注釈]
注1 FGCP/S5:
サーバやストレージなどのICTインフラを一括して、当社のデータセンターからネットワーク経由で仮想的に提供するもので、お客様が利用用途に合わせ、オンデマンドで利用できるパブリック型のクラウドサービス。99.99%の高い稼働率を保証しており、企業の基幹システムでの利用にも耐え得る高い信頼性を確保している。
[関連リンク]
・Enetune 紹介サイト
http://jp.fujitsu.com/solutions/safety/energy/enetune/
【本件に関するお問い合わせ】
富士通コンタクトライン
0120−933−200
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