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田辺三菱製、インドネシアで高コレステロール血症治療剤「ピタバスタチンカルシウム」を販売開始

2012-05-14

コレステロール血症治療剤「ピタバスタチンカルシウム」
インドネシアにおける販売開始に関するお知らせ



 田辺三菱製薬株式会社(本社:大阪市、社長:土屋 裕弘、以下「田辺三菱」)の連結子会社であるタナベ インドネシア(本社:インドネシア ジャカルタ首都特別州)は、5月1日、興和株式会社(本社:名古屋市、社長:三輪芳弘、以下「興和」)との独占的開発・販売実施権の許諾に係るライセンス契約に基づき、インドネシアにおいて、高コレステロール血症治療剤「ピタバスタチンカルシウム(一般名、以下「ピタバスタチン」)」(日本国内での販売名:リバロ錠)の販売を開始しましたのでお知らせいたします。

 ピタバスタチンは、日産化学工業株式会社にて原薬が創製、製造され、興和によりグローバル展開(開発、製剤製造、販売、他社提携など)が独占的に実施されています。強力なLDLコレステロール低下作用を示す新規HMG−CoA還元酵素阻害剤としてストロングスタチンに位置づけられ、その優れた脂質異常改善効果以外にも数多くの知見により、長期使用での安全性、薬物相互作用発現の低減、糖尿病合併時の有用性等が確認されています。国内では2003年7月に製造承認を取得し、同年9月より販売を開始しており、日本における2010年度のリバロ錠の売上高は450億円に達しました。

 興和は、ピタバスタチンを核とした医薬品事業のグローバル展開を目的に、海外における医薬品開発ならびに商品化を積極的に推進しています。これまでに、米国および中国をはじめとする各国で上市しており、2011年5月には、欧州初となるスペイン、2012年2月には、中南米地域ではじめてとなるメキシコでの販売を開始しました。ピタバスタチンのグローバルでの販売国は、今回のインドネシアでの上市により10ヶ国目となり、今年中には世界五大陸での上市を予定しています。
 田辺三菱は、海外医薬品事業展開の推進に取り組んでおり、米欧では腎領域治療薬の上市に向けた自販体制の整備やプレマーケティング活動を展開する一方で、アジア地域における事業基盤の強化と自販品目の拡大を推進しています。今回の上市では、現地法人であるタナベインドネシアの優れた営業力および循環器領域の十分な実績、経験並びに既存製品との高いシナジー効果により、早期の市場浸透および売上の最大化をめざします。

 両社は、本協業を通じ、ピタバスタチン事業の最大化の実現に向け、今後も拡大が見込まれるアジア地域における国際事業展開のより一層の強化に努めてまいります。


 ※以下、リリースの詳細は添付の関連資料を参照


以上



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