ＫＣＣＳ、機能を大幅強化した連結経営管理ソリューションの新バージョンを提供開始

連結経営管理ソリューション
「ＧｒｅｅｎＯｆｆｉｃｅ　Ｐｒｏｆｉｔ　Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ」の新バージョンをリリース

〜連結管理機能を大幅に強化し、精度の高いグループ経営管理を支援〜



　京セラコミュニケーションシステム株式会社（本社：京都市伏見区　代表取締役社長　佐々木　節夫、以下ＫＣＣＳ）は、連結経営管理ソリューション「ＧｒｅｅｎＯｆｆｉｃｅ　Ｐｒｏｆｉｔ　Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ」の連結管理機能を強化した新バージョン（Ｖｅｒ．１．４．０）を５月１０日から提供開始いたします。

　昨今、日本企業をとりまく経営環境においては、国内市場の停滞、新興国の台頭、グローバルでの競争激化により、その経営状況は厳しさを増しており、事業の多角化やＭ＆Ａの推進、生産および販売拠点の海外移転など、常にグループ経営視点で、かつ迅速な経営判断を求められています。このような背景のもと、ＫＣＣＳは企業の連結経営を強力に支援するＧｒｅｅｎＯｆｆｉｃｅ　Ｐｒｏｆｉｔ　Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔを提供しています。

　ＧｒｅｅｎＯｆｆｉｃｅ　Ｐｒｏｆｉｔ　Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔは、ＥＲＰやお客様の既存システムから日々の実績データを取り込み、京セラグループの経営管理手法である「アメーバ経営」のノウハウをベースに、事業経営に必要な部門・取引先・品種などのセグメント別業績管理を可能にするソリューションです。
　一般的な連結経営管理パッケージでは、財務会計による決算が終了してようやく実績集計が可能となりますが、ＧｒｅｅｎＯｆｆｉｃｅ　Ｐｒｏｆｉｔ　Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔでは、管理会計ベースで関連会社の日々の事業遂行状況をタイムリーに集計することができ、事業の意思決定にあたって、鮮度の高い情報を把握することができます。

　この度の新バージョンでは、連結グループでの、より厳密な分析を可能にする経営数値連結／相殺機能、コード変換機能、連結経営数値を多面的な軸で分析可能とする連結レポート機能など、連結グループの経営分析に必要な機能を強化しました。
　また、勘定科目コードなど関連会社ごとに異なるコード体系であっても、連結のコード体系へ変換でき、今後、一層複雑化することが予想される関連会社との取引を、容易に把握できます。


■ソリューションイメージ

　※添付の関連資料を参照


■Ｖｅｒ．１．４．０に追加された機能

１．経営数値連結機能
　各関連会社の経営数値をデイリーで集約し、連結グループの経営数値を作成します。以下の機能から構成されます。

　・連結経営数値集計機能
　関連会社の経営数値をセグメントごとに集計

　・コード変換機能
　勘定科目コードなど関連会社ごとに異なるコード体系を連結に必要な共通コード体系へ変換

　・通貨換算機能
　関連会社の基準通貨から連結グループ会社の基準通貨へ換算

　・内部取引の相殺機能
　関連会社間の取引を相殺

２．連結レポート機能
　連結グループの経営数値に対し、ドリルダウン、分析軸の切り替え、閾値設定などが実現可能なレポート機能を提供することにより、ビジネス上のさまざまなニーズに柔軟に対応することができます。さらに多言語でのレポート参照が可能です。連結グループの経営分析に必要なレポートのテンプレートを提供するため、システム導入期間を短縮することができます。


　またＧｒｅｅｎＯｆｆｉｃｅ　Ｐｒｏｆｉｔ　Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔは、日本インフォア社が提供する「Ｉｎｆｏｒ１０　ＢＩ（＊１）」（旧Ｉｎｆｏｒ　ＰＭ　Ａｎａｌｙｓｉｓ）の機能を活用しており、「Ｉｎｆｏｒ１０　ＥＲＰ　Ｅｎｔｅｒｐｒｉｓｅ（＊２）」（旧Ｉｎｆｏｒ　ＥＲＰ　ＬＮ）とのシームレスな連携に加え、汎用的なＣＳＶ連携フォーマットによる各種システムとの連携が可能です。

　今後もＫＣＣＳは、「情報を守る、つなぐ、活かす、そして経営を伸ばす」というコンセプトのもと、お客様企業の経営に貢献して参ります。


■概要
　名称：連結経営管理ソリューション
　　　　　「ＧｒｅｅｎＯｆｆｉｃｅ　Ｐｒｏｆｉｔ　Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ」
　提供開始日：２０１２年５月１０日
　価格（税込）：９５０万円〜／２０ユーザ
　　　　　　　　　　※別途、導入費用・保守費用・ハードウェア費用などが必要
　販売目標：５億円（初年度）※インテグレーションを含む
　サービス詳細情報：http://www.kccs.co.jp/si/erp_solution.html


＊１　「Ｉｎｆｏｒ１０　Ｂｕｓｉｎｅｓｓ　Ｉｎｔｅｌｌｉｇｅｎｃｅ（ＢＩ）」（旧Ｉｎｆｏｒ　ＰＭ　Ａｎａｌｙｓｉｓ）は、インフォア社の業績管理製品です。経営管理に必要な情報を蓄積／管理する多次元データベース、ビジネス・インテリジェンス（ＢＩ）機能を備えています。「Ｉｎｆｏｒ１０　Ｂｕｓｉｎｅｓｓ　Ｉｎｔｅｌｌｉｇｅｎｃｅ（ＢＩ）」に関する詳しい情報は、http://www.infor.jp/product_summary/pm/business-intelligence/をご覧ください。

＊２　「Ｉｎｆｏｒ１０　ＥＲＰ　Ｅｎｔｅｒｐｒｉｓｅ」（旧Ｉｎｆｏｒ　ＥＲＰ　ＬＮ）は、インフォア社のグローバル組立型製造業向けのＥＲＰパッケージです。生産管理をコアに業務モデリング機能を備えています。インフォア社は、中堅製造業を中心に全世界７万社導入の実績を持つ業務アプリケーションを提供しています。
　「Ｉｎｆｏｒ１０　ＥＲＰ　Ｅｎｔｅｒｐｒｉｓｅ」に関する詳しい情報は、http://www.infor.jp/product_summary/erp/ERP-LN/をご覧ください。


＊サービスの内容は予告なく変更させていただく場合があります。
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【お客様からのお問い合わせ】
　京セラコミュニケーションシステム株式会社
　ＫＣＣＳカスタマーサポートセンター
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　０５０−３１６１−３９２４（携帯電話、ＰＨＳ、ＩＰ電話など）
　Ｅ−ｍａｉｌ：kccs-support@kccs.co.jp
　ＵＲＬ：https://www.kccs.co.jp/contacts/si/index.html