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デンソーウェーブ、新周波数帯に対応したUHF帯RFタグ用ハンディターミナルを発売
デンソーウェーブ、新周波数帯に対応したUHF帯RFタグ用ハンディターミナルを発売
〜電波法の改正に伴う利用周波数帯の変更に対応、メモリ容量は現行モデルから倍増〜
株式会社デンソーウェーブ(本社:愛知県知多郡阿久比町、代表取締役社長:柵木充彦)は、新周波数帯(915〜930MHz)に対応したUHF帯RFタグハンディターミナル(携帯型データ収集端末)の新機種「BHT−605QUMWB」を、総務省が予定している新周波数帯(915〜930MHz)の開放日と同じ2012年7月25日に発売します。本体のメーカー希望小売価格はオープン価格です。
【BHT−605QUMWBの概要】
■新周波数帯(915〜930MHz)へ新たに対応、メモリ容量が現周波数モデルの2倍に
この新型UHF帯RFタグハンディターミナルは、2011年12月14日の電波法改正に伴い、2012年7月25日から移行開始するUHF帯RFIDの新周波数帯に対応し、利用周波数を従来の950〜958MHzから915〜930MHzに変更しています。また、アプリケーションは、従来のBHT−BASICでの開発を継承し、現周波数モデル(BHT−604QUMWB、BHT−604QUWB)との高い互換性を実現しています。メモリ容量は32MBに倍増し、大きな容量のマスタファイルなどをお使いいただけるようになりました。
なお、法改正に伴う出力上限の緩和により、250mW以下は特定小電力となり、新周波数帯は免許や登録なしで使えるようになります。
■優れた読み取り性能/機器の構造は、現周波数モデルを踏襲
現周波数モデルと同じく、読み取り距離は約1mで(※1)、複数のRFタグを高速一括読み取りできることはもちろん、円偏波アンテナの採用によりRFタグの向きに関係なく読み取ることができるため、検品や棚卸など複数のタグを読み取る業務の効率化に貢献できます。
また、業界最高レベルの読み取り性能(※2)を誇る2次元コードスキャナも搭載しているため、RFタグだけでなく、2次元コード、バーコードの読み取りにも対応しています。そのため、バーコードやQRコードとRFタグを併用したシステムや段階的にRFタグを導入されるシステムでも使用できます。
機器の構造は、ガングリップやアンテナなどの突起物がないストレート形状、握りやすいオーバルシェイプで持ち運び/作業共に行いやすいデザインを採用しています。
※1:通信距離は理論値であり、実際の環境やRFタグにより異なります。
※2:当社調べに基づくものです。
*主な特長などは、添付の関連資料を参照
◇販売に関するお問合せ先
株式会社デンソーウェーブ カスタマーサービス部 自認サポート室 Tel:03−6367−9677
フリーダイヤル Tel:0120−585−271
受付時間 9:10〜12:00 13:00〜17:30(土日・祝日を除く)
*製品画像は、添付の関連資料を参照