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アジレント、最大30倍の感度の液体クロマトグラフ用ダイオードアレイ検出器を発表

2012-05-02

アジレント・テクノロジー、30倍のリニアUVレンジと最大30倍の感度を実現した液体クロマトグラフ用ダイオードアレイ検出器を発表


 アジレント・テクノロジー株式会社(社長:梅島 正明、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、液体クロマトグラフ用の検出器「1200 Infinity(インフィニティ)シリーズ ハイダイナミックレンジ・ダイオードアレイ検出器」(HDR−DAD)を発表します。この検出器は従来品と比べて、30倍のUVリニアダイナミックレンジ(直線性)と最大30倍の感度を実現しています。1200 Infinityシリーズで、濃度の大きく異なる混合物を分析する場合に適しています。

 従来、濃度の大きく異なる試料を分析する際には、希釈や濃縮などの前処理や、2度に分けての注入、定量計算のやり直しなどが必要になることがありました。今回発表のAgilent 1200 Infinityシリーズ用検出器では、時間のかかるこれらの作業は不要となり、1回の分析ですべての試料の情報を得ることができます。これにより、生産性を飛躍的に向上することが可能となります。

 新しい技術を搭載したアジレントソリューションにより、直線性の吸光度上限が2桁から6桁にまで上がりました。検出器のノイズを10分の1に低減しながら、3倍の量の試料を注入することが可能となります。主要化合物と不純物の分析・定量を最大30倍の感度で同時に行うことが可能です。

 当社の製品マネージャであるChristian Gotenfelsは、次のように語っています。
 「各種LCアプリケーションにおいて定量作業の負担を軽減できる1200 InfinityシリーズHDR−DADを発表できることを喜ばしく思います。たとえば製薬における分析では、薬の主要成分と不純物とを1回の分析で定量することが可能となります。」

 当社のMax−Light フローセル技術により、リニア・ダイナミックレンジの拡大を実現しています。また、光流体導波路により、光伝送の効率を高めています。これにより、光路長によらず検出器のノイズを大幅に削減しています。2個のダイオードアレイからの信号と、経路長の異なるMax−Lightフローセルからの信号とを組み合わせることで、リニアレンジを30倍に拡大しています。

 詳細は、以下のウェブサイトでご覧いただけます。
 http://www.agilent.com/chem/hdr


<お客様からのお問い合わせ先>
 カストマコンタクトセンタ 電話:0120−477−111


<アジレント・テクノロジーについて>
 アジレント・テクノロジー(NYSE:A)は、化学分析、ライフサイエンス、エレクトロニクス、コミュニケーション市場における世界のプレミア・メジャメント・カンパニーであり、またテクノロジー・リーダーでもあります。18,700名の従業員を擁し、100カ国以上でビジネスを展開しています。アジレントは、2011年10月期、66億ドルの売上高を達成しました。アジレント・テクノロジーの情報は、以下のウェブサイトでご覧ください。
 http://www.agilent.co.jp

※このプレスリリース中の「アジレント・テクノロジー」、「アジレント」、「当社」は、文脈により、「アジレント・テクノロジーズ・インク」、その日本法人や各国の法人、グループ全体を指すことがあります。

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