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アジレント・テクノロジー、強力な分離機能を提供するクォータナリUHPLCシステムを発表
アジレント・テクノロジー、最も多機能なLC システムを発表
強力な分離機能を提供するInfinity 1290 クォータナリLC システムを発表
アジレント・テクノロジー株式会社(社長:梅島 正明、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、バイナリ・システム並みのグラジエントの正確さを実現した初のクォータナリUHPLC システム「Agilent 1290 Infinity(インフィニティ)クォータナリLC システム」を発表します。
新たに開発したAgilent 1290 Infinity クォータナリ・ポンプが、今回発表のシステムのベースとなっています。1290 Infinity クォータナリ・ポンプは最大120MPa(メガパスカル)の耐圧を実現しています。このポンプは、アクティブ・ダンピング、非常に高分解能のポンプ制御に加え、新開発のInlet WeaverやJet Weaver ミキサなど、当社独自のマイクロ流体技術を搭載しています。この高機能なポンプを搭載した1290 Infinity クォータナリLC システムは、当社独自のIntelligent System Emulation Technology(ISET)にも対応しています。
当社のリキッド・フェーズ分析事業部担当バイスプレジデント兼ジェネラルマネージャのフレッド・シュトローマイヤ(Fred Strohmeier)は次のように語っています。
「今回発表の製品は、最も多機能なLCシステムと言えます。独自の低圧ミキシングUHPLCポンプにより、高圧ミキシング・バイナリ・ポンプ並みのグラジエントの正確さを実現しています。優れた精度と信頼性に、グラジエント、正確なバッファブレンディング、メソッド開発などクォータナリ・ポンプの柔軟性とを融合しました。」
システム全体としては、実績のある1290 Infinity ダイオードアレイ検出器を搭載している点も特長となっています。この検出器は高レベルのUV感度や堅牢性を兼ね備えています。また、1200 Infinity ハイダイナミックレンジ・ダイオードアレイ検出器を使えば、直線性範囲を30倍改善することができます。
サンプリングレートは160Hz(ヘルツ)となっています。このほか、1290 Infinity オートサンプラや1290 Infinity サーモスタット・カラム・コンパートメントもシステムに含まれています。このシステムは、クォータナリUHPLCの性能の新基準となる製品です。
詳細は、以下のウェブサイトでご覧いただけます。
http://www.agilent.com/chem/1290Quat
<アジレント・テクノロジーについて>
アジレント・テクノロジー(NYSE:A)は、化学分析、ライフサイエンス、エレクトロニクス、コミュニケーション市場における世界のプレミア・メジャメント・カンパニーであり、またテクノロジー・リーダーでもあります。18,700名の従業員を擁し、100カ国以上でビジネスを展開しています。アジレントは、2011年10月期、66億ドルの売上高を達成しました。アジレント・テクノロジーの情報は、以下のウェブサイトでご覧ください。
http://www.agilent.co.jp
※このプレスリリース中の「アジレント・テクノロジー」、「アジレント」、「当社」は、文脈により、「アジレント・テクノロジーズ・インク」、その日本法人や各国の法人、グループ全体を指すことがあります。
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