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豊田通商、日本・アジアへの穀物安定供給で豪州穀物集荷事業に参入

2012-05-02

豪州で穀物集荷事業に参入
穀物調達力の強化と日本・アジアへの安定供給〜


 豊田通商株式会社(本社:名古屋市、社長:加留部 淳、以下豊田通商)は、豪州の穀物集荷・輸出事業会社であるPentAG NIDERA Pty Ltd.(以下:ペンタグ・ニデラ社)に、10%の出資をいたします。これにより、豊田通商は、穀物産地である豪州における集荷・物流・輸出事業に本格参入することになります。


 豊田通商は、従来より豪州を穀物調達の重要国として位置付けてまいりました。特に ペンタグ・ニデラ社が本拠地を置く東豪州の農家とは、長年の取引実績があります。このたびの出資により、従来からの穀物トレーディングに加え、ペンタグ・ニデラ社を通じた豪州国内での穀物プール*運営強化などの施策により、穀物集荷能力を大幅に高めます。ペンタグ・ニデラ社は、豊田通商の出資を契機に、集荷規模を、現行の年間200万トンから4年後の2017年3月期までに400万トンに引き上げる計画です。

 穀物事業は豊田通商の注力分野であり、これまでも取り組みを進めてまいりました。調達側の事業では、ペンタグ・ニデラ社の出資者であるニデラ社と、南米におけるコーン・大豆などの穀物・油糧種子に関連する包括提携を締結しております(2010年11月19日発表済み)。このたびの出資は、ニデラ社との連携強化の一環となります。また、供給側の事業では、マレーシアでの飼料原料販売会社の設立(2010年1月29日発表済み)や、インドネシアでの製粉事業参入(2011年10月5日発表済み)、などがあります。


 豊田通商は、このたびの出資により豪州における穀物供給会社としての地位を確立し、今後もアジアの穀物需要に応えるため、さらなる安定調達・供給のバリューチェーン強化・拡大を図ってまいります。


穀物プール(価格後決め集荷)


 穀物プールとは、穀物集荷会社が、農家との価格を後決めで集荷する買付システム。 穀物プールマネージャー(本件ではPentAG Nidera社)は、集荷した穀物の販売責任を 持ち、集荷した穀物を農家に成り代わってより良い条件で販売する。そして、全ての 集荷穀物が販売された時点で、販売実績に応じて農家に支払が行われる。


≪ペンタグ・ニデラ社 概要≫

 ※添付の関連資料を参照

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