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旭化成ホームズ、二世帯で熱と電気をシェアする戸建て住宅を発売

2012-04-26

〜家族の繋がりを深め、エネルギーを世帯間でシェアする二世帯住宅〜
40周年記念商品「ヘーベルハウス &NiCO(アンド ニコ)」新発売


 旭化成ホームズ株式会社(本社:東京都 新宿区、代表取締役社長:平居 正仁)は、比較的敷地にゆとりがある都市近郊や郊外の古い分譲地の建替え市場に向けて、当社がこれまで蓄積してきた家族の住まい方に関する知見を集約した二世帯住宅「ヘーベルハウス &NiCO(アンド ニコ)」を40周年記念商品として2012年4月28日より発売します。
 今回の商品は、近年の家族の絆やエネルギー問題への関心の高まりをとらえて開発したもので、主な特徴は次の3点です。


1.空間提案の特徴(コラボスペース)
 ゆとりのある敷地に、二世帯住宅の基本である世帯間分離(Nice Separation)を保ちながら、2つの世帯の間と居住する「それぞれの人」の間で、お互いを尊重しつつ積極的な交流(Nice Collaboration)を深め、気兼ねのない快適で豊かな暮らしを実現する空間を、これまでの住生活研究成果を集約して提案します。

2.設備提案の特徴(コラボエナジー:新エネルギーシェアシステムの提案)
 生活エネルギー消費量は、家族の「場」が重なることで削減されることが分かっています。(当社くらしノベーション研究所調べ)今回の提案では、家族が集まりやすい空間構成の提案に加え、2つの世帯で家庭用燃料電池エネファーム)や太陽光発電による創エネの熱と電気をシェアしながら※光熱費ゼロと年間のCO2排出量ネットゼロを実現できる、独自のエネルギーシェアシステムを搭載しました。戸建住宅では業界初となるシステムであり、当社と大阪ガス株式会社、東京ガス株式会社の共同開発により実現しました。

3.建物外観の特徴(コラボフェイス)
 今回の提案では空間構成上、建物形状はボリューム感のある総2階に近い形状となります。この形状に合わせ、重量感のあるファサード面にルーバースクリーンやコンビネーション目地をアクセントとして組み合わせることで、高級感と多彩な個性を表現した外観としています。加えて外壁デザインは水平ラインを強調し、ボーダータイルとレンガをイメージする新目地模様(BM目地)と焼成した土のような深みのある濃色の新吹付け色を3種類用意しました。
 販売価格は陸屋根のプロトタイプで5,020万円(太陽光発電8.1kWのエネルギーシェアシステム搭載、消費税込)、勾配屋根のプロトタイプで4,850万円(太陽光発電7.6kWのエネルギーシェアシステム搭載、消費税込)です。

※試算条件
 2012年4月現在。当社で独自試算(当社2階建延床面積177m2想定、電気・ガス併用、太陽光発電7.486kW、エネファーム1台およびエコジョーズ1台含む。)エネルギー負荷は当社二世帯住宅エネルギー調査(2012年)に基づく試算。冷暖房:床暖房およびルームエアコン(APF5.4)を採用。照明:全室、蛍光灯照明ないしLED照明使用。CO2排出係数は電気は0.69kg−CO2/kWh(「中央環境審議会地球環境部会目標達成シナリオ委員会中間取りまとめ」2001年7月より)、ガスはガス供給会社データを使用。太陽光発電による余剰電力の売電金額は売電単価34円/kWh。なお、算出した数値は目安であり、実際の生活パターンや、設備・家電の使用状況などにより異なります。


I.開発の背景

 旭化成ホームズでは、1975年に「二世帯住宅」を初めて商品化し、その後も「二世帯住宅研究所」を中心に、家族社会学や心理学的視点も含め各種の生活実態調査などを実施し、時代の変化を反映した二世帯住宅商品を上市してきました。近年では2010年4月に共働き家族の増加や待機児童問題などの社会的背景から「孫共育」をキーワードに積極的な同居を提案する、二世帯住宅「i_co_i」を発売しました。今回の商品は、このような社会状況に加えて東日本大震災以降、エネルギー問題をはじめとする将来への不安を、家族が積極的に連携することで解消し、安心で楽しく暮らそうと考えるお客様に向けて開発したものです。二世帯住宅の基本となる世帯間の分離を確保しながらも、2つの世帯と居住する「それぞれの人」が自然に集い・交流・協力しやすい空間を、これまでの住生活研究の成果を踏まえて提案するとともに、2つの家族が集まることで可能となる、燃料電池エネファーム)と太陽光発電を効果的に活用して年間光熱費ゼロと年間CO2排出量ネットゼロを実現できる独自の設備システムを開発・搭載し、40周年記念商品として発売するものです。


II.商品の特徴

 *添付の関連資料を参照


III.商品概要

 1.構造   :ハイパーフレーム(鉄骨軸組制震フレーム)構造
 2.本体価格:陸屋根プロトタイプ本体価格5,020万円
          (太陽光発電8.1kWのエネルギーシェアシステム搭載、消費税込)
          勾配屋根プロトタイプ本体価格4,840万円
          (太陽光発電7.6kWのエネルギーシェアシステム搭載、消費税込)
 3.販売地域:関東、東海、関西、山陽の一部、九州北部
 4.販売目標:(年間)150棟
 5.発売日  :2012年4月28日(土)


 ◆プロトタイプ間取り図/外観

  ※添付の関連資料を参照

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