Article Detail
コクヨグループ、既設の間仕切りなどに設置できるサウンドマスキング用「クイックスピーカー」を発売
〜既設の間仕切り等を利用して、手軽に音環境を改善〜
サウンドマスキング用「クイックスピーカー」を発売
コクヨグループのコクヨエンジニアリング&テクノロジー株式会社(本社:東京都品川区/代表取締役社長:小川 修)は、音環境改善システム「サウンドマスキング」用機器として、既設の間仕切りやローパーティション、テーブルなどに取り付け、取り付けたものをスピーカーにできる「クイックスピーカー」を12月1日から発売します。
「サウンドマスキング」は、空調音に類似した背景音をオフィス内に均一に分散させて、会話漏れや騒音が聞こえにくくなる原理(マスキング効果)を応用したもので、2006年10月に発売しました。専用コントローラーで発生させた音を、天井裏のスピーカーから出力する構成と、ローパーティションに組み込んだスピーカーから出力する構成の2種類があります。
「クイックスピーカー」は、振動によって音を再生する仕組みで、間仕切りやテーブルなどへ本体を取り付け、取り付けたものをスピーカーにします。これにより、天井裏へのスピーカーの敷設やパーティションの購入といった、これまでの「サウンドマスキング」導入の条件がなくなるとともに、取り付けたもの自体がスピーカーとなるため、より広範囲に均一な音量を発生させることが可能となります。従来の「サウンドマスキング」同様の効果を得ることができ、執務スペースでの周囲の会話による集中の阻害や会議室での会話漏れといった、音環境に起因する生産性やセキュリティ上の課題を手軽に改善できます。価格は4つクイックスピーカーとコントローラーminiのケースで60万円程度(都度見積り)。当社はオフィスにおける音漏れ対策の汎用性を高めることで年間2.5億円の販売を目指します。
○発売予定: 2010年12月1日
○メーカー希望小売価格(消費税込): オープン価格(都度見積)
○年間販売目標:2.5億円(初年度 2011年度、サウンドソリューション全体)
「クイックスピーカー」の概要
■サイズ/W60×D60×H35mm
■重量/75g
■出力/最大 5W(専用コントローラー使用時※)
■電源/専用コントローラーから供給(※)
■セット内容/本体、取り付け用カバー
※別途アンプを使用すれば、オーディオプレーヤーで再生した音楽やTV会議における音声の出力機器として使用できます。
なお、その際の出力W数はアンプに寄ります。また電源もアンプからの供給となります。
※接続できる機器は、別途調査が必要です。
お問い合わせ先
コクヨお客様相談室 0120−201594
コクヨホームページ http://www.kokuyo.co.jp/
※ 製品画像は、関連資料参照