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日本産業機械工業会、2月の産業機械受注状況を発表
平成24年2月 産業機械受注状況
1.概要
本月の受注高は4,471億2,300万円、前年同月比95.7%となった。
内需は、2,315億3,000万円、前年同月比86.7%となった。
内需のうち、製造業向けは前年同月比127.5%、非製造業向けは同52.8%、官公需向けは同121.6%、代理店向けは同110.4%であった。
増加した機種は、鉱山機械(121.0%)、化学機械(109.9%)、タンク(412.6%)、プラスチック加工機械(106.0%)、ポンプ(108.6%)、圧縮機(114.9%)、送風機(250.4%)、運搬機械(113.7%)、金属加工機械(157.4%)、その他機械(115.6%)の10機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(54.5%)、変速機(88.6%)の2機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
外需は、2,155億9,300万円、前年同月比107.8%となった。
プラントは2件、221億9,300万円、前年同月比134.5%となった。
増加した機種は、ボイラ・原動機(197.0%)、タンク(19157.1%)【約200倍】、ポンプ(107.1%)、圧縮機(112.3%)、運搬機械(109.9%)の5機種であり、減少した機種は、鉱山機械(57.5%)、化学機械(43.6%)、プラスチック加工機械(93.2%)、送風機(12.2%)、変速機(86.8%)、金属加工機械(34.3%)、その他機械(87.5%)の7機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
2.機種別の動向
〔1〕ボイラ・原動機
外需の増加により前年同月比104.8%となった。
〔2〕鉱山機械
鉱業、建設の増加により同100.4%となった。
〔3〕化学機械(冷凍機械を含む)
外需の減少により同75.4%となった。
〔4〕タンク
石油・石炭製品、外需の増加により同900.4%となった。特に外需が大幅に増加した。
〔5〕プラスチック加工機械
化学、その他製造業、外需の減少により同97.4%となった。
〔6〕ポンプ
電力、卸・小売、外需、代理店の増加により同108.2%となった。
〔7〕圧縮機
官公需、外需、代理店の増加により同113.6%となった。
〔8〕送風機
官公需の増加により同132.4%となった。
〔9〕運搬機械
自動車、その他非製造業の増加により同112.1%となった。
〔10〕変速機
窯業、その他製造業、外需の減少により同88.2%となった。
〔11〕金属加工機械
外需の減少により同59.2%となった。
※以下の資料は添付の関連資料「平成24年2月 産業機械受注状況」を参照
(表1)産業機械 需要部門別受注状況
(表2)産業機械 機種別受注状況
(表3)平成24年2月 需要部門別機種別受注額