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マスプロ電工、地デジの妨害波を解消するデジタル信号処理技術を開発

2012-04-14

世界初(*1)!地デジの妨害波を解消するデジタル信号処理技術!
地デジ再送信で起こる複数のマルチパス波(*2)や回り込み波(*3)を
軽減する新技術を開発!!



 山間辺地やビル影など、放送波が届かないエリアへ地デジを再送信する場合、問題となるのが、マルチパス波(反射波)や回り込み波などの妨害波である。マスプロ電工は、この妨害波を軽減し、映像障害を解消するデジタル処理の新技術を開発。その技術を搭載したマルチパス波・回り込み波キャンセラー内蔵地上デジタル放送用送信機は、従来の妨害波対策に比べコストパフォーマンスが高く、今後の市場性もある。
 この送信機は昨年末、和歌山県伊都郡かつらぎ町に整備された地デジ難視対策ギャップフィラー局で、株式会社NHKアイテック様施工のもと採用され運用を開始している。


※参考画像は、添付の関連資料を参照


 *1:2012年4月現在。(マスプロ電工調べ)
 *2:建物や山などに反射し、直接波(希望波)に比べ遅延した電波のこと。
 *3:受信アンテナに送信アンテナの電波が回り込んで入ってくること。


■開発の背景
 山間辺地やビル影など、地デジの電波が届かない難視地域(すきま)に、地デジを再送信し難視聴を解消する施設をギャップフィラーシステムという。このシステムは、送信塔からの直接波を一度受信し、送信アンテナから難視地域に電波を飛ばすのだが、ここで問題となるのが、建物や山などに反射して、直接波より伝搬距離が長く遅延して飛んでくるマルチパス波と、送信アンテナからの回り込み波を受信アンテナが受け、難視地域で受信する地デジの映像に障害が出ることである。
 これを回避するために、受信アンテナと送信アンテナの距離を離したり、マルチパス波や回り込み波の影響のないところに受信アンテナを設置したりするが、設置場所の許可やアンテナ間のケーブル架設工事が長くなったりするため、コストと設置スペースの面で問題となっていた。
 マスプロ電工はこの問題に着眼し、受信アンテナと送信アンテナを遠く離さなくてもシステム設計ができる、回り込み波・マルチパス波を軽減するデジタル処理技術を開発し、それを搭載した地上デジタル放送用送信機を製品化した。


※以下、リリース詳細は添付の関連資料を参照

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