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住友商事、中国での米の集荷・精米・販売事業への出資参画に基本合意

2012-04-12

中国における米の集荷・精米・販売事業への出資参画に基本合意


 住友商事株式会社(取締役社長:加藤 進、本社:東京都中央区、以下住友商事)は、2010年より戦略的な包括提携をしている吉林糧食集団有限公司(Jilin Grain Group Co., Ltd. 董事長:孟 祥久、本社:中国吉林長春市、以下 吉林糧食集団)との間で、中国における米の集荷・精米・販売事業への参入に向けた基本合意書を締結しました。


 吉林糧食集団は、吉林省政府傘下の農産物集荷・加工・販売会社であり、同社の100%子会社である吉林糧食集団米業有限公司(Rice Industry Co.,Ltd. Of Jilin Grain Group Co.,Ltd.董事長:■■祥(*)、本社:中国吉林長春市、以下吉林糧食集団米業)が、中国国内で米の集荷・精米・販売事業を展開しています。住友商事吉林糧食集団米業への出資を通じて事業に参画し、全社横断組織である食料タスクフォースのもとで中国市場向けコメビジネスを本格的に開始します。

 *董事長の氏名正式表記は添付の関連資料を参照


 食生活の高度化が著しい中国では、味・品質のみならず安心・安全への関心が高まっており、トレーサビリティの効いた米に対する需要は大きく伸びています。吉林省はコメの中でも特に市場が拡大している短粒米の優良産地であり、同省で集荷基盤を持つ吉林糧食集団米業に、日本の精米技術やマーケティングノウハウを住友商事が付加することで、中国で未発達な高・中級ブランド米というジャンルを確立し、量販店と外食チャネルへの販売拡大を目指します。


 住友商事は2011−2012年度中期経営計画の主な取り組みとして、世界各地の有力・有望企業と、新たな事業推進をグローバルに共同展開する「グローバルパートナーシップの構築」を掲げております。吉林糧食集団をグローバルパートナーとして位置付け、さらなる穀物関連の事業化を支援・推進していきます。


<出資会社概要>
 1.会社名 :吉林糧食集団米業有限公司
 2.事業内容:中国における米の集荷・精米・販売事業
 3.所在地 :中国吉林
 4.出資比率:吉林糧食集団有限公司70〜75パーセント、住友商事25〜30パーセント
          (第三者割当増資による)

 ※最終契約は、今後当事者間で協議し、締結します。


 *参考画像は添付の関連資料を参照

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