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ソニー、更なる高画質化と3Gbps光ファイバー伝送を搭載したスタジオ大型カメラを発売
2/3型220万画素広帯域CCDや高性能LSIの搭載による高画質化を実現し、3Gbps光ファイバー伝送を標準搭載した、スタジオ大型カメラを発売
*製品画像は添付の関連資料を参照
ソニーは、新開発のCCDやDSP等の搭載によりさらなる高画質化を実現し、高ビットレート伝送を実現する3Gbps光ファイバー伝送を標準搭載した、スタジオ大型カメラ「HDC−2000」を発売します。本機は、2012年1月から発売を開始しご好評を頂いているマルチフォーマットポータブルカメラ「HDC−2500」をベースに開発をしており、様々な新機能や性能向上の特徴を「HDC−2500」と共有しています。多様化するスタジオ番組の撮影や、スポーツ中継撮影等の映像制作に高画質で対応します。
型名 :マルチフォーマットスタジオカメラ「HDC−2000」
発売日 :2012年5月1日
メーカー希望小売価格 :9,765,000円(税抜価格 9,300,000円)
本機は、新開発の2/3型220万画素広帯域プログレッシブCCDや信号処理LSIを搭載し、従来機(※1)に比べS/N比の向上・高解像度化・スミアレベル低減など、さらなる高画質化を実現しています。同時に、16ビットA/Dコンバーターを採用することで、高精細な映像表現が可能となり、黒の再現性も向上しています。
また、3Gbps光ファイバー伝送システムに標準対応し、1080/59.94P等の1080/59.94iの2倍のデータ量の伝送が可能です。
さらに、標準で1080/119.88iの撮像に対応しており、カメラコントロールユニット「HDCU−2000」/「HDCU−2500」(別売)から、スローモーション用の1080/59.94iの2倍速信号と、1080/59.94iの標準速信号を同時に出力することが可能です。これにより、スポーツ中継や劇場撮影の現場では、スローモーション専用カメラを設置することなく、「HDC−2000」を設置したすべてのカメラポジションにおいて2倍速スローモーション映像を撮影できます。
基本的な操作仕様やインターフェースは、スタジオ大型カメラの従来機「HDC−1000R」を踏襲しつつ、ビューファインダー操作用のスイッチを本機背面にも配置するなど、更なる操作性の向上を図っています。
※1:「HDC−1000R」との比較
<「HDC−2000」の主な特長>
1. 2/3型220万画素プログレッシブCCDなど、最新テクノロジーにより高画質化を実現
2/3型220万画素広帯域プログレッシブCCDや、高性能なDSP(映像信号処理LSI)を搭載し、従来機※1に比べS/N比の向上・一層の高解像度化・スミアレベルの低減(−140dB)などさらなる高画質化を実現しています。また、16ビットA/Dコンバーターを採用することで、さらに高精細な映像表現が可能となり黒の再現性も向上しました。
スタジオでの番組撮影、スポーツ中継等、高画質映像が求められるあらゆる現場において、これまで以上に美しい映像撮影が可能です。
2. 3Gbps光ファイバー伝送システムに標準対応
高ビットレート伝送を実現する3Gbps光ファイバー伝送システムに標準対応しています。
1080/59.94 P信号または、1080/59.94 i信号を2系統同時に伝送することが可能です。これにより、サブカメラとの組み合わせによる3D映像の撮影、被写体の動きの早いスポーツ中継など様々なシーンにおいて、より効率的な運用が可能になります。
3. 2倍速スローモーションを実現。標準速・2倍速の同時出力も可能にし幅広い運用に適合
1080/119.88iの撮像に対応しており、カメラコントロールユニット「HDCU−2000」や「HDCU−2500」からは1080/59.94i標準速信号と、2倍速スローモーション用の信号を同時に出力することができるので、SRMASTERストレージユニット「SR−R1000」等と組み合わせることで、2倍速スローモーションシステムを実現可能です。
*参考画像は添付の関連資料を参照
4. 多彩な映像調整機能を搭載
HDC−1000/1000Rシリーズの豊富な映像調整用の各種機能を継承し、さらに機能の追加や性能改善を実現しました。
たとえば、本機に初搭載した「Natural Skin Detail機能」は、従来の「Skin Detail機能」に比べてより一層の機能改善を実現し、眉や顔の輪郭をくっきりと残したまま、肌の部分だけをなめらかに美しく撮影することが可能です。
5. ビューファインダーダイレクト操作機能を搭載
HDC−1000/1000Rでご好評を頂いている操作性を更に改善するため、ビューファインダー(HDVF−EL70など)の操作を本機からも可能とするためのスイッチなどを、本機背面に追加しています。
6. Network TRUNK機能(専用のIPデータ通信機能)を活用した新時代のワークフローに対応
本機および、HDCU−2000/2500 には、Network TRUNK端子(RJ−45)を搭載しており、本機とCCU間を現在ご使用の光ファイバーケーブル1本での長距離接続時においても、両端子間で最高で1ギガビットのIPデータ通信が可能になり,様々な新しいワークフローを生み出す事ができます。
7. カメラシステムの互換性を維持
HDC−1000/1000Rシリーズとのカメラ、CCUとの相互接続が可能です。また、HDC−1000/1000Rシリーズ用の各種アクセサリー(RCP−1000シリーズ、MSU−1000シリーズ、HDVFシリーズ等)との互換性も確保していますので、柔軟なシステム構築が可能です。
<主な仕様>
*「主な仕様」は添付の関連資料を参照
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