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東芝グループ、中小規模施設向けBEMS事業に本格参入

2012-04-10

経済産業省から中小規模施設向けBEMS事業者として採択
中小規模施設向けBEMS事業に本格参入



 株式会社東芝東芝エレベータ株式会社、東芝ソリューション株式会社(以下、当社グループ)は、経済産業省が今年2月に公募した「平成23年度エネルギー管理システム導入促進事業(BEMS注導入事業)」において、中小規模ビル施設向けに当社製BEMS導入や付随する工事を行い、エネルギー管理を行うBEMS事業者(BEMSアグリゲータ)として採択されました。事業期間は2012年度から2年間となります。
 当社は今回の採択を機に、電力会社との契約電力が定格電力50〜500kW未満の中小規模ビル施設向けのBEMS事業に本格参入し、2012年度及び2013年度の2年間で1500棟分の受注を目指します。

 中小規模ビル施設では、従来、ビル内の電力監視・制御を行う専用の担当者を駐在させていない場合が多く、BEMSの導入が充分に進んでいませんでした。
 今回経済産業省が公募した事業は、中小規模ビル施設に対して、BEMS導入を促進し、エネルギー使用の効率化および電力需要の抑制を図り、無理のない節電を進めるもので、BEMSアグリゲータ毎の総量で10%以上の電力使用量の削減を図ることを目的としています。

 今回当社グループはBEMSアグリゲータとして採択されたことにより、ビルオーナーなどは、当社のBEMSの導入時に計測機器などの機器購入額の2分の1あるいは3分の1、工事費用については3分の1、それぞれ補助を受けることができます。

 今回のBEMSアグリゲータ採択を機に、当社グループは大規模から中小規模施設向けのBEMSに関する受注活動を積極的に展開し、スマートコミュニティ事業全体で2015年度9000億円の売上を目指します。

注 BEMS(Building Energy Management System):ビル向けのエネルギー管理システム


■スキームのイメージ図

 ※添付の関連資料「参考画像」を参照


■当社のBEMSの特長
 当社のBEMSの特長は以下の通りです。

(1)クラウドサービスを用い、顧客のパソコンから専用サイトにアクセスすることで、電力使用量の推移などがわかる「見える化」機能を搭載しています。

(2)30分後の消費予測電力が契約電力を超える可能性が発生した場合、顧客に知らせる「デマンド制御」機能を搭載しています。

(3)中小規模ビル施設における電力使用量が最大の空調屋外機のON/OFFを制御することで、設定された上限温度を超えることなく、快適性を維持する空調機器の制御機能を搭載しています。

(4)遠隔からビル内の電力使用量を管理することが可能で、BEMSに関する専用の担当者を置く必要がありません。

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