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パナソニック、アプリケーションソフト開発などの新会社「PUX」を設立
パナソニック・スピンアップ・ファンドによる会社設立
PSUF新会社「PUX株式会社」を設立
パナソニック株式会社は、ソフトウェアモジュールおよびアプリケーションソフトの開発と販売、およびライセンス事業を行う「PUX株式会社」を2012年4月2日に設立しました。
同社は、ベンチャー支援制度「パナソニック・スピンアップ・ファンド」(略称:PSUF)を活用し、機動性を活かした経営で新規事業を創出する狙いで設立します。
「PUX株式会社」は、主にモバイル機器を対象とした、ソフトウェアモジュールやアプリケーションソフトを販売します。ソフトモジュールとしては、パターン認識エンジンやコーデックエンジンを核としたミドルウェアを提供します。また、アプリケーションソフト販売は、同社の新たな活動として取り組みを始めます。
パターン認識エンジンは、手書き文字を認識するものから、音声データをもとに話者を識別するもの、人の顔や指を検知・識別することによって機器を制御するものまで、幅広く商品やサービスに活用することができます。またコーデックエンジンは、ハードウェアコーデックを実装していない機器でも、各種の音声・映像データの圧縮と伸張ができるほか、データ形式の変換や3D映像の変換にも活用することができます。
利用するお客様に感動を与え、そして使いたくなるようなソフトを提供することで、社会に貢献したいというビジョンのもと、ユーザーエクスペリエンス(UX=User Experience)に優れたサービスを提供して参ります。
パナソニックは、今後も同制度を通じて、社員の起業家マインドの育成と、社会に役立つ事業の創出に取り組んで参ります。
【パナソニック・スピンアップ・ファンドについて】
「パナソニック・スピンアップ・ファンド」は、新規事業創出、起業家意識の高揚を目的とし、2001年4月よりスタートした社内ベンチャーファンドです。起業家マインドを持った社員の起業を支援し、継続的な成長支援で将来の株式公開も視野に入れた「本流ビジネス」として育て上げ、パナソニック本体にポジティブな変革をもたらすことを目指しています。PUX株式会社を含め、これまで30の新会社が誕生しました。
(ホームページURL:http://panasonic.co.jp/psuf)
<ご参考:パナソニック・スピンアップ・ファンドの概要>
投資資金:1件あたり上限5億円
出資比率:パナソニック51%以上、提案者本人30%〜1%、外部30%以下
事業見極め:3年目単年度黒字、5年目累損解消を基本とする
処遇制度:現行社員で出向
(現行処遇+成功報酬、株式公開時はキャピタルゲインあり)
有期限契約社員
(完全年俸+成功報酬、株式公開時はキャピタルゲインあり)
【PUX株式会社】
所在地:大阪府門真市大字門真1006番地(本社R&D部門 西門真地区)
資本金:9,000万円
社長:深江 秀和(ふかえ ひでたか)
略歴:1955年8月5日生まれ(56歳)
1981年 丸紅株式会社に入社
1985年 松下電器貿易株式会社に入社、
松下電器産業(現:パナソニック)株式会社海外部門、
本社R&D部門・ソフトデバイス事業推進室、
パナソニック ソフトモジュールカンパニー、
パナソニック システムネットワークス株式会社を経て、
パナソニック・スピンアップ・ファンドで設立
人員:18名
出資比率:パナソニック株式会社 80%、深江 秀和他社員 20%
事業内容:ソフトウェアモジュールおよびアプリケーションソフトの開発・販売・ライセンス事業
以上