資生堂、２つのサイトと既存店舗網で構成する新ビジネスモデルを開始

資生堂、ウェブを活用した新ビジネスモデルを開始



　資生堂は、２０１２年４月からウェブを活用した新ビジネスモデルをスタートし、新たな需要の創造や既存店舗網の活性化を目指します。

＜背景＞
　資生堂は、１９２３（大正１２）年に、日本初のボランタリーチェーン制度といわれる「資生堂チェインストア制度」を構築しました。安全で質の高い商品を、より多くのお客さまにお届けすることを目指して、当社の理念に共感していただいた店と契約し、店舗網を構築したこの制度は画期的かつ革新的なものでした。
　この制度は当社の市場優位性拡大に大きな効果がありましたが、国内化粧品市場が成熟化し、インターネットや通信機器の飛躍的発展による流通や情報伝達手段が多様化する現在、この状況に対応した新たな取り組みが求められています。
　今回、ウェブだからこそ実現可能なサービスと既存の店舗網でのサービスを組み合わせ、今の時代に合った全く新しいビジネスモデルを構築します。

＜具体的な構造＞
　このビジネスモデルは、二つのサイトと既存店舗網で構成されています。
　美と健康に関する企業と専門家によるコラボレーションサイト「Ｂｅａｕｔｙ＆Ｃｏ．（ビューティー・アンド・コー）」では、業界の垣根を越えたさまざまな企業が集まり、魅力的で幅広い商品、サービス、情報を紹介することでお客さまとの接点を拡大し、それぞれの企業サイトへと誘導します。
　資生堂の企業サイトである「ｗａｔａｓｈｉ＋（ワタシプラス）」では、お客さまのさまざまな美容の要望や期待に応えると共に、新しい需要の拡大を図ります。そして「ｗａｔａｓｈｉ＋」の化粧品販売店紹介サービスを通じて、既存店舗の活性化を目指します。
　相互にお客さまを紹介するなど、リンクした活動をおこなうことで、それぞれの魅力を増し、国内市場の活性化につなげてまいります。
　※全体イメージ図は添付の関連資料を参照


　※以下、リリースの詳細は添付の関連資料を参照