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シーイーシー、エコーネットコンソーシアムから「ECHONET Lite」認証機関に認定
シーイーシー、エコーネットコンソーシアムより国内初の「ECHONET Lite」認証機関に認定
スマートハウス向けの認証・検証サービス市場に本格参入し、新たな事業分野を開拓
株式会社シーイーシー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:柏木 茂、以下シーイーシー)は、このほど、エコーネットコンソーシアムより、国内初のスマートハウス向け新世代通信プロトコル「ECHONET Lite」認証機関として承認されました。また、併せて4月1日より「ECHONET Lite」の規格認証付与サービスの提供を開始しますのでお知らせいたします。
シーイーシーは、12年の検証サービスにおける豊富な経験と実績を活かして、このほど業界に先駆け、「ECHONET Lite」の規格認証付与サービスを新たに提供いたします。併せて、活性化が予想されるスマートハウス市場に向けて積極的に対応し、今後、HEMS(Home Energy Management System)と家電機器との接続性検証や各種センサーとスマートメーターとの接続検証など、新たな検証サービスメニューを順次追加して事業の拡大を図ります。なお、シーイーシーは今後3年間で、スマートハウス市場向けの検証サービス事業にて売上高10億円を目指します。
(規格認証付与サービスサイト http://www.proveq.jp/certification/index.html)
シーイーシーは、1999年に携帯電話を中心とした検証事業に参入、2005年からはPROVEQ(プロベック)のブランド名にて第三者検証サービス事業を展開しています。2008年にはスマートハウス市場に向けて、エコーネットコンソーシアム認定の認証機関として、ECHONETの規格認証付与サービスを開始しました。
また、2009年には、異なるメーカー機器の相互接続を実現するため、ソフトウエアの機能や周辺機器との互換性に関する品質検証サービスを提供しています。
スマートハウスとは、ITを駆使して家庭内のエネルギー消費を最適に制御された住宅のことで、ECHONET Liteは、スマートハウスを構築するために、HEMSと家電機器、スマートメーターや太陽光発電システムなどの機器間の情報のやりとりを規定した通信規格です。2011年12月に、次世代のホームネットワーク用通信規格を検討する、エコーネットコンソーシアムが一般に公開しました。2012年2月には経済産業省がHEMSと家庭内機器をつなぐ標準インターフェースとして、「ECHONET Lite」を推奨するなどの決定事項が公表されました。
・電力の供給側と需要側の連動で省エネの実現
・ECHONET Liteを用いて家庭内のエネルギーの最適制御
ECHONET Liteはその接続品質を担保する唯一の通信手段です。
スマートハウスは、機器メーカー殿、住宅メーカー殿、住宅設備メーカー殿、電力会社殿、サービス提供事業者殿、設置事業者殿、運用事業者殿など多岐にわたる業界の集合体でシステムが成り立っています。
*参考画像・参考資料は、添付の関連資料「参考資料」を参照
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以上