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電通、スマートフォンの利用実態調査結果を発表
電通、スマートフォンについての利用実態を調査
〜急増する若者ユーザーの「スマ充」ライフ〜
株式会社 電通(本社:東京都港区、社長:石井直 以下電通)は、近年急激に利用者数を増やしているスマートフォンに着目し、スマートフォンユーザーの利用実態調査を行いました。
電通では2003年より50回にわたり「モバイルユーザー調査」続けておりますが、近年スマートフォン(以下スマホ)等の機器が急速に普及している状況を踏まえ、2009年よりスマホに関する調査項目を加えました。今回は、調査結果から明らかになった「スマ充(スマホ駆使の充実生活)」に関するトピックスをご紹介します。
■調査結果トピックス
(1)スマホユーザーが3年間で3%から36%へ急増(表1)。
・2012年調査では2011年に比べ男女10代の利用率が大幅にアップ(表2)。
(男性10代:7%⇒37%、女性10代:7%⇒31%)
(2)ケータイから乗り換えて、「スマ充」に。
女性10・20代が、パソコン並みにネットを利用。
・スマホユーザーの89%が「スマ充=スマホ駆使の充実生活」を実感(表3)。
・ケータイ利用時に比べて、スマホ利用時の「フルブラウザ」「SNS・ミニブログ」「動画共有サービス」の利用が格段に広がる。特に女性10代でその特徴が顕著(表5)。
(3)スマホ利用によって男女10代の「情報接触の内容」や
「友人知人との交流」に大きな変化が(表6、表7)。
・男女10代はスマホでSNS・ミニブログを利用した「友人知人との交流」を得意とし、それらのサービスを通じて「リンク先にある面白いネタ」等の情報に接触。
(4)パソコン並みの「スマホ中古市場」ができあがる可能性?
スマホ利用者の51%が「大切に使って、高く買い取られたい」と考えている(表8)。
(5)スマートタブレットの利用率は、すでに9%(表10)。
Wi−Fiの利用率は全世代層で50%超(表11)。
今後も、当社ではスマホに限らず、スマートタブレットなどの新デバイスやそのアプリやコンテンツの可能性、人々の抱える思いについて調査・報告していく予定です。
■調査概要
第50回モバイルユーザー調査
・調査方法:PCインターネット調査
(ネットでの調査は、2003年11月より隔月で実施中)
・実査時期:2012年1月
・調査地域:関東圏(東京、神奈川、千葉、埼玉、群馬、栃木、茨城)
・調査対象者:中学生を除く15〜49歳までの携帯電話利用者
・有効回収サンプル数:合計1000ss(過去50回共通です)
※スマホ利用者サンプル数は358ss
*以下、リリースの詳細は添付の関連資料を参照