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NTTデータ、スマートフォンを用いたメディア事業者向け「ダブルスクリーンサービス」を開始

2012-03-31

スマートフォンを用いた、テレビ放送とインターネットのコンテンツ連動サービスを提供



 株式会社NTTデータは、放送局などのメディア事業者向けに、スマートフォンタブレット端末を用いてテレビ放送とインターネットのコンテンツの連動を可能にする「ダブルスクリーンサービス」を2012年度上半期より提供開始します。
 当サービスでは、スマートフォンタブレット端末のアプリを通してテレビ番組を撮影、録音すると、そのデータを当社データセンターで管理している特徴データと瞬時に照合して番組を特定し、番組の関連情報やWebサイト・SNSのリンクなどさまざまな情報をスマートフォン等の端末上に表示することができるようになります。
 当サービスにより、スムーズに放送とインターネットを連携できるようになり、メディア事業者はさまざまなコンテンツの楽しみ方を視聴者に提供することができるようになります。
 NTTデータは当サービスで2012年度中に20社導入を目指します。


【背景と目的】
 スマートフォンタブレット端末の普及や、動画共有サービスやVOD注1ストリーミングサービスの普及などによってコンテンツの視聴スタイルは変化してきています。一方的にテレビを視聴するのではなく、自分が見たい番組を"好きな時間に"、"好きな場所で"視聴したり、番組をみながらインターネットで情報検索するスタイル(=ながら視聴)が定番化しつつあります。このような状況から放送とインターネットを連携させるニーズはますます増加しています。
 そこで、NTTデータは、NTTコミュニケーション科学基礎研究所注2が開発したFingerprint技術(FP)注3を用い、マルチデバイス間でのコンテンツを連動させる「ダブルスクリーンサービス」を開発しました。

【概要】
 NTTデータが提供する「ダブルスクリーンサービス」は、マスタデータとして登録した特徴データと、スマートフォンタブレット端末から抽出した探索用特徴データを瞬時に照合します。マスタデータについては、放送波を利用することで、リアルタイムに特徴データを生成することも可能です。NTTデータは、これら特徴データの抽出機能および照合機能を提供します。

 サービス例としては以下の通りです。
 放送波から特徴データを抽出し、リアルタイムにマスタデータを登録します。視聴者は、番組視聴時にスマートフォンタブレット端末のアプリを起動します。端末に搭載されているカメラやマイク機能でテレビ番組の音声・映像を取得、自動的に特徴データを生成し、NTTデータにあるマスタデータと照合します。照合結果から番組関連情報(放送チャンネル、番組名、および放送時間等)を返却します。返却された情報をキーに関連した内容を指定し、スマートフォンタブレット端末上に表示させます。(図2)


 ※図、特長などは添付の関連資料を参照

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