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三菱重工、グループ会社3社を統合し新会社「三菱重工マシナリーテクノロジー」を発足

2012-03-30

新会社 三菱重工マシナリーテクノロジー株式会社
搬送システムやゴム・タイヤ機械などを担って4月1日に発足



 三菱重工業は4月1日付で、搬送システム事業やゴム・タイヤ機械事業などを担う新会社「三菱重工マシナリーテクノロジー株式会社」を発足させる。当社機械・鉄構事業本部の当該事業と、エムイーシーエンジニアリングサービス株式会社(MEC、本社:広島市中区)など既存グループ会社3社を統合してスタートする当社100%出資会社で、これにより、厳しい市場環境の変化に対応した俊敏で強靭な事業体制を構築、事業の強化と収益基盤の安定化をはかっていく。

 新会社は、機械・鉄構事業本部の当該事業を会社分割により当社100%出資子会社のMECに承継させると同時に、広島菱重エンジニアリング株式会社と株式会社リョーセンエンジニアズを統合して同日付で発足、商号を変更して営業を開始する。資本金は10億円。本社を広島市西区に構え、搬送システム、ゴム・タイヤ機械のほか、製鉄機械上流設備、化学機械、その他製品の販売・設計・製作から据付・アフターサービスまでを手掛ける。発足時の従業員数は約800人。社長には(株)リョーセンエンジニアズ社長の飯田 和男が就任する。

 新会社は、搬送システムやゴム・タイヤ機械の生産の海外シフトを推進する一方、国内は営業・エンジニアリングの拠点として体制強化をはかっていく。また、製鉄機械上流設備は開発に注力し、関連装置の製品化を加速。化学機械は設計強化を実現して、大型の化学機械や熱交換器の製造を拡大していく。

 MECは搬送システムのアフターサービスを中心に制御系製品や海洋関連製品などを営んできたエンジニアリング企業。また、広島菱重エンジニアリング(株)はゴム・タイヤ機械や大型製缶品の溶接・組立などを、リョーセンエンジニアズ(株)は搬送システムなどの詳細設計や構造設計などをそれぞれ手掛けてきた企業で、いずれも当社100%出資子会社。

 機械・鉄構事業本部の広島地区では、これまでに主力製品である製鉄機械を2000年に、また、コンプレッサを2010年にそれぞれ本体から切り離して事業会社化するなど、連結経営を推し進めてきた。今回の新会社発足はこれらに続くもので、当社とグループ会社に分散していた諸機能を統合、重複業務を廃して、スピーディで効率的な事業の展開を目指していく。

 当社は新会社と密接に連携し、その事業展開を全面的に支援していく。

<新会社の概要>
 商号:三菱重工マシナリーテクノロジー株式会社
 事業内容:搬送システム、ゴム・タイヤ機械、製鉄機械上流設備、化学機械、その他製品の販売・設計・製作・据付・アフターサービス
 本社所在地:広島県広島市西区観音新町4−6−22
 代表者(役職・氏名):取締役社長 飯田 和男
 資本金:10億円
 従業員数:約800人


〔関連ページ〕
 2012年2月3日発表「三菱重工ニュース」(第5163号)搬送システムやゴム・タイヤ機械などの事業を担う新会社 3日に吸収分割契約を締結
 http://www.mhi.co.jp/news/story/1202035163.html
 2011年11月30日発表「三菱重工ニュース」(第5139号)搬送システムやゴム・タイヤ機械などの事業を担う新会社 俊敏で強靭な事業体制構築を目指す
 http://www.mhi.co.jp/news/story/1111305139.html

以上

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