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みずほコーポレート銀行、インドでの「環境複合都市プロジェクト」に関する覚書を締結
インドにおける「環境複合都市プロジェクト」
に関する覚書締結について
株式会社みずほコーポレート銀行は、シンガポールのアセンダス社(Ascendas Investment Pte Ltd.以下、同社)、日揮株式会社とともに、同社が開発を予定しているインドのタミル・ナドゥ州チェンナイ地域での「環境複合都市プロジェクト」に関する覚書を締結しました。
この覚書は、同社がプロジェクトを推進するにあたり、3社間で情報共有や知識を共有すると共に、(1)全体構想やインフラ整備への参画、(2)投資やファイナンススキームの検討、(3)日本企業の誘致等を行うことを目的にしています。
同社はチェンナイ域内での複合都市開発について、日本企業の誘致や技術力のある企業のプロジェクトへの参画を求めて日本側に協力を依頼、関係者間で協議を重ねた結果、今回の覚書締結に至ったものです。
当行は、お取引先との協働により国内外における『日本企業のイニシアティブによる』環境都市プロジェクト展開を模索してきました。開発段階からプロジェクトに関与することで、企画・開発・推進・管理のノウハウを蓄積するとともに、新たな金融の仕組み作りも視野に入れています。さらに、このノウハウを他の新興国にも展開することで、『日本発』の環境都市プロジェクト構築を通じて、金融の立場から日本産業全般の成長戦略をサポートすることを目指しています。
【ご参考】アセンダス社
シンガポール通産省の外郭機関であるジュロン・タウン・コーポレーション(Jurong Town Corporation)100%出資の都市開発企業。
アジア有数のビジネススペースのプロバイダーで、主にシンガポール、中国、インド、韓国で事業展開をしています。事業内容としては、ITパーク、工業・物流パーク、ビジネスパーク、科学パーク、ハイテク施設、オフィス・小売スペースの開発・運営・マーケティングを専門としており、世界中で1,800社以上の顧客を抱えています。2002年11月には、シンガポール初のビジネススペース信託である「アセンダス不動産投資信託(A−REIT)」を設立しました。2007年8月にも、シンガポール初の上場インド不動産信託「アセンダス・インディア・トラスト(a−iTrust)」を設立しています。また、アジア各地に設立した一連の不動産私募ファンド等、不動産ファンドの運用においてもその力を発揮しています。
以 上