Article Detail
モリテックス、高画素カメラに対応したモーターズームレンズ「ML−Z07545HRD−M」を発売
モリテックス モーターズームレンズ「ML−Z07545HRD−M」を発売
−テレセントリック光学設計で高い再現性を持つ6倍比モーターズームレンズ−
マシンビジョンと画像関連機器メーカーの株式会社モリテックス(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:松岡昇、証券コード:7714)は、この度、光学倍率0.75倍から4.5倍まで倍率を変更でき、メガピクセルクラスのカメラに対応したモーターズームレンズ「ML−Z07545HRD−M」を平成24年3月より発売いたします。
モリテックスでは、半導体製造装置や液晶製造装置、電子部品実装機、工場のライン監視、製造ラインなどの画像処理関連分野向けに、光源装置や光ファイバライトガイド、マシンマイクロレンズ(MML)、CCTVレンズ、LED照明装置、CCDカメラなどの光学系部品を組み合わせたマシンビジョンシステムを販売し、広く産業界で利用されております。
今回モリテックスが開発した「ML−Z07545HRD−M」は、メガピクセルクラスの高画素カメラに対応したモーターズームレンズです。標準で光学倍率0.75倍から4.5倍までの倍率変更が可能で、オプションのフロントコンバータレンズを使用することで、最大0.19倍から9倍までの倍率に対応することが出来ます。LEDもしくは光ファイバ照明を本製品に搭載された同軸落射照明機構に用いることで、シリコンウェハーや液晶ガラスなど鏡面観察に最適な明視野観察が出来ます。
また、可動部のメカ部品を従来設計から一新し、極めて高い再現性を実現することが可能となりました。
幅広い倍率範囲と高い再現性を持つ本製品は、半導体製造装置などの位置合わせ、外観検査、基板検査、コネクタ検査、スクリーン印刷検査、金型検査などで、高速に視野を変えて検査、計測をするアプリケーションに最適な機能を備えたレンズです。
この「ML−Z07545HRD−M」にモリテックスが提供するLEDや光ファイバ照明を用いたライティングソリューションを組み合わせることで、多彩な画像認識が可能となり、ユーザーが求める最適な画像処理環境を提案することができます。
モリテックスは、レンズ・照明・カメラを組み合わせたマシンビジョンシステムのリーディングカンパニーとして、多様なニーズを持つ画像処理市場に、ユーザーが求める画像処理環境を「トータルソリューション」として提供してまいります。
■モーターズームレンズ「ML−Z07545HRD−M」の特徴
・0.75倍〜4.5倍 6倍比電動ズームレンズ
・作動距離:70.9±2.1mm
・重量:約1,200g
・マウント:Cマウント
・適合カメラサイズ:1/2型、1/3型
・同軸落射照明機構搭載
・6種類のフロントコンバータレンズ(オプション)で、最大0.19倍〜9倍まで対応可能。
■モーターズームレンズ「ML−Z07545HRD−M」の想定用途
・ICアライメント、検査
・ハードディスク検査
・ウェハーパターン検査
・液晶ガラス、カラーフィルタ 欠陥モニタリング等
■モーターズームレンズ「ML−Z07545HRD−M」
*製品画像は添付の関連資料を参照
■定価:オープン価格
■販売目標:発売開始後1年で2000万円
※本製品の発売による平成24年9月期業績に与える影響は折込済みです。
以上