ユビキタスなど、「ｍｅ−ｅｃｏ」サービスの拡充を目的とした電力見える化の実証実験を実施

ファミリーネット・ジャパン、ユビキタス社による実証実験を開始
〜Ｗｉ−Ｆｉでかんたん、コンセント単位の電力まで見える化〜

　※本リリースは株式会社ファミリーネット・ジャパンと株式会社ユビキタスの共同リリースです。



　株式会社ファミリーネット・ジャパン（本社：東京都渋谷区、代表取締役：城重　信夫、以下ＦＮＪ）と株式会社ユビキタス（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：三原　寛司、以下ユビキタス社）は、共同で電力見える化の実証実験を実施することを発表します。
　同実証実験は、ＦＮＪが展開するエネルギー見える化サービス「ｍｅ−ｅｃｏ（ミエコ）」と、ユビキタス社が開発した無線ＬＡＮ搭載電源タップ「ｉＲｅｍｏＴａｐ（アイリモタップ）」とクラウドサービスを連携させた電力見える化ソリューションを使用し、「ｍｅ−ｅｃｏ」サービスのさらなる拡充を目的として実施します。


●実証実験の概要、経緯
　従来の見える化サービスでは、部屋ごとや、ＣＴセンサー（電流センサー）ごとの電力利用状況を見える化することはできましたが、各家電単位での利用状況の見える化までには至っていませんでした。そこで、見える化サービス（ＨＥＭＳ）のパイオニアであるＦＮＪが、コンセント単位での消費電力量の確認ができるユビキタス社の電力見える化ソリューション「ｉＲｅｍｏＴａｐ」にいち早く着目、このたびの共同実証実験の運びとなりました。加えて、「ｉＲｅｍｏＴａｐ」は、コンセント単位での遠隔操作もできるため、「見える」だけではなく、「行動する」ことにより、「ｍｅ−ｅｃｏ」サービスの省エネ実効性を向上させ、見える化サービスとしての機能強化を図ります。
　なお、本実証実験には、ＫＤＤＩ株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：田中孝司）がソリューションプロバイダーとして参画し、ユビキタスおよびＦＮＪと共同で電力見える化ソリューションの提供実現に向けた検証等に協力しています。


●参加各社および各ソリューションについて

■株式会社ファミリーネット・ジャパンおよび「ｍｅ−ｅｃｏ」について
　株式会社ファミリーネット・ジャパンは２０００年よりマンション向けのインターネット接続サービスを提供してまいりました。２００９年よりエネルギー見える化サービス「ｍｅ−ｅｃｏ」の提供を開始し、２０１２年２月時点で延べ２６棟３，３２５戸で導入いたしております（導入が決定し、設置前の住戸数も含む）。
　ｍｅ−ｅｃｏは、電気、ガス、水道などの使用量をホームページや携帯電話などから、いつでも確認できるエネルギー見える化サービスです。「省エネランキング」として入居者ごとの使用量を表示したり、省エネに役立つアドバイスメールの配信、ホームオートメーション機能（外出先から照明や家電製品を制御することができる機能）により、見える→意識する→行動するというサイクルを生みだします。

　ｍｅ−ｅｃｏ詳細ページ＜http://www.me-eco.jp/＞

　＊参考画像は、添付の関連資料を参照


■株式会社ユビキタス（証券コード３８５８）について
　ユビキタス社は、２００１年に創業された組込み機器向けを中心としたコンピュータソフトウェアの開発・ライセンスを行う企業です。ユビキタス社会において必要となる、（ネットワーク関連　ホームネットワーク関連・暗号技術を含む）、データベース、システムの高速起動技術などの多数のソフトウェアを提供しております。他と差別化された製品群で、ユビキタス社会の要請に応えます。
　このたびのリリースにあたって、株式会社ユビキタス　代表取締役社長　三原　寛司は下記の通りコメントを寄せております。
　「この度、電力見える化ソリューションの実証実験を共同で行うこととなり、ＦＮＪ様がすでに取り組んでおられる「行動型」エネルギー見える化サービスに新たな付加価値をご提案できることを大変光栄に思います。
　弊社は現在まで新たな取組みとして、無線ＬＡＮ搭載タップ「ｉＲｅｍｏＴａｐ」とクラウドサービスを連携させた電力見える化ソリューションの開発を進めておりましたが、この度の実証実験において、大きな躍進を得ることと確信しております。
　また、本実証実験を通じて「ｍｅ−ｅｃｏ」サービスのさらなる充実につながるよう努めてまいります。」


※本リリースに記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。