みずほコーポレート銀行、スタンダードバンクと投資銀行業務などで業務協力協定を締結

業務協力協定の締結について

　みずほコーポレート銀行（頭取：佐藤康博）と、スタンダードバンク（Ｔｈｅ　Ｓｔａｎｄａｒｄ　Ｂａｎｋ　ｏｆ　Ｓｏｕｔｈ　Ａｆｒｉｃａ、Ｃｈｉｅｆ　Ｅｘｅｃｕｔｉｖｅ：Ｍｒ．　Ｓｉｍ　Ｔｓｈａｂａｌａｌａ）は、投資銀行業務及び商業銀行業務を含む広範な業務協力協定（協定）を２月２２日付で締結しました。スタンダードバンクが邦銀と業務協力協定を締結したのは今回が初めてです。
　
　本協定は、アフリカでの日系企業向け金融サービスでの協力を狙いとし、主に現地でのビジネス拡大を目指す日系企業に対し、現地通貨の決済業務に加え、現地通貨建のローン、トレードファイナンス、プロジェクトファイナンス等の幅広い分野における金融サービスの提供を強化することを目的にしています。
　
　みずほコーポレート銀行は、みずほフィナンシャルグループ傘下で、大企業（一部上場企業等）およびそのグループ会社や金融法人、公共法人ならびに海外の日系・非日系企業を主要なお取引先としている銀行です。みずほフィナンシャルグループは、日本国内の上場企業のうち約７割と取引を有する日本を代表する金融機関です（２０１１年３月現在：従業員数５７，０００人、国内外９５０拠点、総資産ＵＳＤ１．９兆円）。
　
　スタンダードバンクは、南アフリカ共和国における最大の金融機関です（同行の総資産額は、南アフリカの金融システム全体の約２５％相当）。地域最大の金融機関として、アフリカ大陸の１７カ国に拠点網を展開しており、エマージングマーケットにおける豊富な経験と知識を活かし、国内外で事業を展開するお客様に幅広い金融サービスを提供しています。
　
　南アフリカ共和国は、アフリカ大陸随一を誇る工業生産、鉱物生産に加え、アフリカ全体の発電量の中で最大の割合を占めるアフリカ経済を代表する国です。豊富な天然資源に加え、金融市場、法務、通信、エネルギー、運輸の各面においても整備が進んでおり、世界でＴｏｐ　２０に数えられる証券取引所を構え、また南部アフリカ諸国間の物流をサポートする近代インフラを兼ね備えています。重要なエマージング市場としてのみならず、南アフリカ共和国は、南部アフリカ各国市場へのゲートウェイとしても高い注目を集めています。
　
　本提携を機に、当行とスタンダードバンクの両行は、それぞれのグループ各社の総合力を最大限活用し、これまで以上にお取引先のニーズに適合したに質の高い金融サービスを提供していきます。
　
以　上