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シード・プランニング、電子カルテとPACSに関する調査結果を発表
電子カルテ/PACSの市場予測
◆電子カルテ、2015年に1,327億円市場に。病院向けが1,098億円、診療所向が134億円、歯科診療所95億円。
◆PACS(医用画像ネットワークシステム)は、2009年485億円をピークに減少に転じ、2015年には405億円の市場に縮小。
市場調査・コンサルティング会社の株式会社シード・プランニング(本社:東京都文京区 梅田佳夫社長、以下シード・プランニング)は、電子カルテとPACSに関する調査を行い、このほど、その結果をまとめました。
他の産業と比べIT化が遅れていると言われる医療分野のIT化は、カルテの電子化と医療画像のデジタル化を両輪に進んでいます。
1999年に厚生省(現厚生労働省)が電子カルテを認めて以来、多くの病院に電子カルテが普及し、新規開業診療所の多くが電子カルテを採用しています。また、2008年のフィルムレス加算によりPACSの普及も進んでいます。
2004年よりはじめた本調査は、今回で7回目の継続調査になります。今回の調査では、従来から行っている、電子カルテ・PACSの導入実態、市場予測に加え、東日本大震災の影響もあり今後普及が大きく進むことが期待される「地域医療連携システム」や、医療ITに欠かせない「医療用モニター」も調査対象に加えました。
本調査結果の詳細は、調査研究レポート「2011−2012年版 電子カルテの市場動向調査 −電子カルテ/PACS市場規模 予測とシェア動向」(価格:126,000円:税込、2012年1月31日発刊)として販売しております。
調査結果のポイントは以下の通りです。
※調査結果のポイントは、添付の関連資料を参照
<調査概要>
■調査対象
・電子カルテベンダー
・歯科向けカルテコン・レセコンベンダー
・PACSベンダー
・電子カルテ導入病院・診療所
・PACS導入病院・診療所
■調査項目
・市場動向
・市場規模
・システムベンダーシェア
・サーバ・端末シェア
・ベンダー・ハード選定基準 等
■調査方法
・訪問面接調査
・ヒアリング調査
・Web等公開情報収集等
■調査期間
2011年9月〜2012年1月