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帝国データバンク、100業界231分野の2012年度天気予測を発表

2012-02-28

特別企画:100業界231分野の2012年度天気予測

2012年度天気は停滞、前年度から「横ばい」が7割強

〜52分野が改善を見込むも、復興需要は限定的〜


<はじめに>
 東日本大震災の発生からまもなく1年を迎える。消費税増税社会保障制度改革などの政策の先行き不透明感が続くなか、復興需要の増加による内需産業の回復力は限定的で、全体を押し上げるまでには至っていない。また、歴史的な円高や不安定な欧米景気などを背景に輸出産業も停滞し、国内景気は踊り場局面が続いている。福島第一原発事故による放射能問題や電力の供給不安、円高を受けた産業空洞化の懸念など、回復の重しとなる懸念材料が払拭される見通しは立っておらず、この状況は長引く可能性がある。

 こうしたなか、帝国データバンクでは、2月24日発刊の経営情報誌「TDB REPORT 114号 TDB業界動向2012−II」にて、100業界231分野の業界動向を調査。2012年度の業界天気を予測し、その展望とポイントを取り上げた。

 業界天気図は各業界の生産や販売、売り上げ、収益動向などから景況感を総合的に判断したもの。最も景気が良い状態を「快晴」とし、以下「晴れ」、「薄日」、「曇り」、「小雨」、「雨」、最も景気が悪い状態を「雷雨」と7段階で表している。


<調査結果(要旨)>
 100業界231分野の2012年度天気予測は、「快晴」が1分野、「晴れ」が9分野、「薄日」が28分野、「曇り」が85分野、「小雨」が50分野、「雨」が41分野、「雷雨」が17分野となった(図1)。
 また、2011年度と比較して天気の「改善」を見込むのは52分野、「横ばい」が168分野、「悪化」は11分野となった。前年度からの改善は22.5%だが、「横ばい」が7割強を占めており、復興需要は限定的で、2012年度天気は総じて停滞すると予測した(表3)。
 全231分野のうち「晴れもよう」(薄日〜快晴)となったのは38分野で、全体の16.5%にとどまった。


 ※参考グラフ、調査対象・調査結果(詳細)などは添付の関連資料を参照

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