日商エレクトロニクス、ネットワークの仮想化を実現するＮｉｃｉｒａの「ＮＶＰ」販売体制を強化

ネットワークの仮想化を実現するＮｉｃｉｒａの「ＮＶＰ」販売体制を強化

　日商エレクトロニクス株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役社長：瓦谷晋一、以下、日商エレ）は、Ｎｉｃｉｒａ　Ｎｅｔｗｏｒｋｓ　Ｉｎｃ．（ニシラ　ネットワークス、本社：米国カリフォルニア州　パロアルト、ＣＥＯ：スティーブ　ミュラニー、以下Ｎｉｃｉｒａ）のステルスモードの終了と日本市場への本格展開、販売戦略の発表に合わせ、仮想ネットワークソフトウエアＮｅｔｗｏｒｋ　Ｖｉｒｔｕａｌｉｚａｔｉｏｎ　Ｐｌａｔｆｏｒｍ（以下、「ＮＶＰ」）の販売体制を強化します。

　日商エレは、ＳＤＮ（Ｓｏｆｔｗａｒｅ　Ｄｅｆｉｎｅｄ　Ｎｅｔｗｏｒｋ、仮想ネットワーク）や、新しいネットワーク制御技術であるＯｐｅｎＦｌｏｗ関連ビジネスの拡大を目指し、仮想ネットワークソフトウエア「ＮＶＰ」の専任技術員を拡充、検証用のマルチハイパーバイザー環境と仮想ネットワーク数千ポート以上の検証が可能な物理サーバーなど、設備も増設・拡大し、「ＮＶＰ」の販売体制を強化します。

　近年、大手企業、データセンター、通信事業者を中心としたデータセンターやクラウド環境の大規模化に伴い、通信機器への設定変更頻度が増え、内容も複雑化、作業負荷が増大しています。「ＮＶＰ」は、これらの煩雑な作業を改善し、従来の運用の枠組みを大幅に変える革新的なソリューションです。また、運用負荷の軽減により、運用コストを大幅に低減することが可能です。

　「ＮＶＰ」は、物理ネットワークから完全に独立した仮想ネットワークを実現します。ルーティング、スイッチング、フィルタリングなどのコントロール機能をサーバー上のソフトウエアで提供することにより、物理ネットワークの制限（ＶＬＡＮ数の上限４０９６個など）に依存することなく、機能、性能、セキュリティポリシーなどを仮想的に独立して持たせることが可能になるので、データセンターのネットワークの効率性、安全性、機能性が向上します。

　日商エレは、これまで培ってきた仮想化インテグレーションのノウハウと、今後のネットワーク機器の設定自動化につながっていく「ＮＶＰ」を組み合わせることで、拡張性と柔軟性に富んだデータセンター構築を可能にし、お客さまの新しいビジネス環境の実現を、より強力に支援してまいります。

●Ｎｉｃｉｒａ　Ｎｅｔｗｏｒｋｓ　Ｉｎｃ．について
Ｎｉｃｉｒａは、２００７年に米国カリフォルニア州パロアルトに、新しいネットワーク制御技術であるＯｐｅｎＦｌｏｗの開発に関与したスタンフォード大学のＭａｒｉｎ　Ｃａｓａｄｏ（マーチン　カサード）氏などによって設立された、ネットワーク仮想化テクノロジーのリーディングカンパニーです。

●日商エレクトロニクス株式会社について
日商エレは、世界の最先端技術やビジネスモデルの発掘をすることで、競争力あるユニークな製品・サービスを提供しています。数々の国内初のビジネス具現化の実績、豊富な経験や技術力をベースに、データセンターをはじめとするお客さまのニーズに最適なソリューションやサービスを提供しています。

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