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矢野経済研究所、宝飾品市場に関する調査結果を発表

2012-02-23

宝飾品(ジュエリー)市場に関する調査結果 2012
〜宝飾市場、震災の影響を受けつつも微減に〜



【調査要綱】
 矢野経済研究所では、国内の宝飾品(ジュエリー)市場について調査を実施し、2011年の市場規模、および2016年まで予測値を公表する。

 1.調査期間:2011年1月〜12月
 2.調査対象:宝石専門店チェーン、百貨店や時計宝石店および呉服などの異業種宝飾参入企業、インポートジュエリーブランド企業等約4,000社
 3.調査方法:当社専門研究員による電話及び直接面接によるヒアリング、および郵送アンケートを併用

<本調査における宝飾品(ジュエリー)とは>
 本調査における宝飾品(ジュエリー)とは、主に金やプラチナを素材に、ダイヤモンド、貴石、真珠などを使用した宝飾品を対象とし、宝飾時計、ならびに一部シルバー素材や半貴石の商品を含む。


【調査結果サマリー】

◆2011年の宝飾品小売市場規模は前年比98.3%の8,945億円と推計
 宝飾品小売市場は東日本大震災の影響を受けつつも、前年からの回復基調が続き、2011年には8,945億円(前年比98.3%)の微減となった。但し、この市場規模はピーク時の1991年の3兆円に対して3分の1以下となっている。

◆東日本大震災で今一度“家族の絆”が見直され、ブライダルが堅調
 震災の影響で、贅沢品の購買需要は大幅に減少するとの見方もあったが、人と人との絆を見直す動きもみられた中で、ブライダルジュエリーは堅調に推移した。また、百貨店などを中心に、暗いムードを吹き飛ばすような高額品の購買も伸びた。また東北地域では復興に伴う需要増も市場を押し上げる一因となった。
 ジュエリー最大の需要期である2011年クリスマス商戦は、3連休と日並びにも恵まれ、大きく売上を伸ばした小売店も多かった。しかし最終的には第一四半期の落ち込みをカバーしきれず、通期では前年を上回ることは出来なかった。

◆2012年以降、市場は緩やかに回復基調となる
 2012年以降の宝飾品小売市場は、日本経済の回復、宝飾市場が落ち込みすぎた反動もあり2016年ごろまで緩やかに回復基調を辿ると予測する。背景には、素材価格の値上がり、低価格志向からの反動、インターネット販売やTVショッピングを含む通販チャネル等新規チャネルの拡大がある。


*以下、リリースの詳細は添付の関連資料「オリジナルリリース」を参照

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