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富士通マーケティング、「サントリー天然水」家庭用宅配システムを「NetSuite」で構築
「サントリー天然水」家庭用宅配システムをNetSuiteにより構築
〜事業強化に向けERP・EC・CRMをクラウドで統合し短期稼働を実現〜
株式会社富士通マーケティング(本社:東京都文京区、代表取締役社長:古川章、以下、FJM)は、サントリーフーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:栗原信裕)様、サントリーロジスティクス株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:千原光)様、サントリー食品インターナショナル株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:鳥井信宏)様の3社(以下サントリー様)が3 月2日(金)から展開する「サントリー天然水」の家庭用宅配事業の基幹システムを「NetSuite」により構築しました。
サントリー様は同システムを構築するにあたり、初期投資を抑制しつつ今後のビジネス拡大に対応可能で、高度なセキュリティ環境が確保されたクラウドERPである「NetSuite」を採用し、複数の会社/事業所で展開しています。
サントリー様は、1993年より「サントリー天然水」の宅配事業に参入し、オフィスや医療施設などを中心に展開しています。また、2008年からは、ご家庭でも手軽にご利用いただくため、卓上に置くことができるコンパクトなタイプの「サントリー天然水専用冷水サーバー」を販売しています。今回、水に対する安心・安全への意識がますます高まる中、家庭用宅配事業を強化すべく、5段階の温度設定などの新機能を搭載した新ウォーターサーバーを開発し、3月2日(金)より1都3県(※1)を対象にレンタル提供開始します。
サントリー様は、この宅配事業強化において、受注から提供までの更なる時間短縮や、今後増えると予測される受注・販売・在庫など各種情報の一元化のため、新たな基幹システム構築を検討していました。
そこで、今回、FJMは、消費者向けWebサイトと統合した販売物流の基幹システムを、「NetSuite」により構築し、Webサイトおよびコールセンターからのご契約と配送・債権債務の一元化が実現しました。また、クラウドでの提供であるため、運用コストの削減が実現し、今後のビジネス拡大にも柔軟に対応します。
【事業強化におけるシステム面の課題】
1.短期稼働
2.初期投資費用の抑制
3.ビジネス拡大に備えた拡張性
4.セキュリティの確保
5.複数部門、複数事業所でのシステム活用(コールセンター、物流、営業)
【「NetSuite」採用のポイント】
1.業務の大半が「NetSuite」のユーザーカスタマイズの範囲で構築可能
2.ユーザーによるインフラ導入、設定、メンテナンスが不要
3.Webサイトが販売管理と統合されており、稼働後でも業務追加が可能
4.「NetSuite」のデータセンターは、国際的なセキュリティ監査基準である「監査基準書第70号(SAS70)Type II 認定」を取得し、「可用性」、「信頼性」、「機密性」を誇る堅牢なセキュリティを確保
5.クラウドERPであるためインターネット環境があれば場所、機器に依存せずサービスが利用可能
*運用イメージなど詳細は添付資料を参照