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電通と朝日放送など、世界展開を視野にオリジナルテレビ番組フォーマットを開発
電通、朝日放送、英国フリーマントルメディアの3社が
世界展開を視野にオリジナルテレビ番組フォーマットを開発
株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:石井 直、以下「電通」)、朝日放送株式会社(本社:大阪市福島区、代表取締役社長:脇阪聰史、以下「ABC」)、英国に本社を置く世界最大手テレビ番組制作会社フリーマントルメディア(※1)の3社は、お互いが持つクリエーティビティを生かしたグローバルでの新たな価値創造ビジネスとして、世界展開を視野に共同でオリジナル番組フォーマット(※2)「ラブグリッド」を開発いたしました。
オリジナル番組フォーマット「ラブグリッド(※3)」はいま各国でハイトレンドなテレビ番組ジャンルであるゲームショーおよび恋愛バラエティとして開発されました。3社は、「ラブグリッド」のコンセプトや構成、具体的な制作手順をパッケージ化し、新たな知財商品として積極的に活用することで世界展開してまいります。
今後の世界展開に先駆け、3社は、共同開発した同フォーマットを使い、日本版パイロット番組をフリーマントルメディアの日本業務提携先である独立系テレビ番組制作会社の株式会社BIG FACE(本社:東京都中央区、代表取締役社長:水野 英明)と共同制作し、
ABCで2月18日(土)深夜25時〜25時55分に放送します。
(各社コメント)
電通 執行役員 小林文治:
電通では、この度「世界でうけるテレビ番組をつくろう!」という極めてストレートな発想から世界と日本で弾けた番組を数々制作しているフリーマントルメディアとABCにお声かけさせていただき番組フォーマットの世界展開を手掛けることとなりました。今後も我々が日本国内で培ったTVエンタテインメントへの知見を生かしグローバルに展開するコミュニケーションを押し進めてまいります。
ABC 取締役総合ビジネス局長 山本晋也:
ABCは、昨年12月にフリーマントルメディアと番組フォーマットの商品化契約を締結、米国制作会社と番組フォーマット開発に着手するなどコンテンツビジネスの海外展開に注力しています。今回、グローバル事業を推進する電通と協業することで、我々の海外展開が、さらに一歩前進したことを大変喜んでおります。今回の取組が成功し、ABCが日本のバラエティ制作能力を世界に発信出来ることを期待しています。
フリーマントルメディア 役員 グローバル・エンターテイメント・ディべロップメント ディレクター ロブ・クラーク:
日本におけるビジネスをさらに進め、日本国内および海外において展開できることを大変嬉しく思います。このプロジェクトにおいて、我々の通常のコンテンツ制作に、業界のリーダーである3社と協業するというフレッシュなアプローチを実施することができました。大変楽しみにしております。
*1 フリーマントルメディアについて
ロンドンに本拠を置き、世界22カ国にビジネスの拠点を持ち、ゲームショー、リアリティーショー、オーディション番組、数々の賞を獲得しているドラマなどをはじめとし、あらゆるジャンルのエンターテイメントブランドを展開する、世界を代表するテレビ番組企画制作会社です。
代表作は、世界各国で高視聴率を獲得している「アイドルズ」、スーザン・ボイルやポール・ボッツを輩出したことで有名な「ゴット・タレント」をはじめ、「プロジェクト・ランウェイ」、「Xファクター」「テイク・ミー・アウト」など多数。欧州最大の放送事業者であるRTLグループの一員。
*2 番組フォーマットとは
テレビ番組のコンセプトや構成、具体的な制作手順をパッケージ化したもの。
*3 ラブグリッドとは
8人の独身男性と5人の独身女性が奇想天外なチャレンジを乗り越え、理想の相手を探すというハイテンポでユニークな恋愛ゲームバラエティ番組フォーマット。
人生は「選択」の繰り返し。最適のタイミングで最適な扉を選択した時、そこには真の愛が待っている。果たしてどの2人が出会うのか最後まで目が離せない構成になっています。
また視聴者にとっても、「自分ならどちらを選ぶか?」「誰と相性がいいのか?」など、テレビを見ながらみんなで参加できる恋愛ゲームバラエティです。
以上