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ネットワンシステムズ、高集積度・省電力・省スペースの新サーバ「SM10000−XE」を発売
ネットワンシステムズ、米国SeaMicro社の
10RUのシャーシ内に64個のクアッドコアIntel(R) Xeon(R)プロセッサを搭載した
業界最高クラスの高集積度・省電力・省スペース新サーバ「SM10000−XE」を発売
〜稼働するアプリケーションに応じて、柔軟なプライベートクラウド基盤と、
SM10000ファミリによる大規模アプリケーションサービス基盤を選択して提供可能に〜
ネットワンシステムズ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役 社長執行役員:吉野 孝行、以下ネットワンシステムズ)は、データセンターの大きな課題となっている消費電力・機器設置スペースを劇的に削減するサーバを開発するSeaMicro Inc.(シーマイクロ、本社:米国カリフォルニア州、CEO:Andrew Feldman、以下SeaMicro)製の、業界最高クラスの高集積度・省電力・省スペースを実現した新Xeon(R)サーバ「SM10000−XE」を、本日より発売いたします。
「SM10000−XE」の主な販売対象として、インターネットポータル・オンラインゲーム・データ分析・仮想デスクトップサービス・パブリッククラウドサービスなどの大規模なアプリケーションサービスを提供する企業・組織を想定しています。売上目標は今後3年間で、SM10000ファミリ合計で30億円です。
製品名:SM10000−XE
発売時期:2月14日
最小構成価格:1,900万円〜(税込)
「SM10000−XE」は、高さがわずか10RU(約44.5cm)のシャーシの中に、低消費電力かつ高性能なサーバ向けプロセッサ「Intel(R) Xeon(R) Processor E3−1260L」(4コア 2.4GHz、ハイパースレッディング対応、TDP 45W)を64個搭載するとともに、最大2TBのメモリ、ストレージ、スイッチ機能、負荷分散機能、サーバ管理機能といった、データセンターに必要な機能を集約して搭載しています。
これによって、同程度の性能のCPUを搭載したラックマウント型サーバと比べて、消費電力を1/2に、設置スペースを1/3に削減するとともに、12倍のネットワーク帯域を提供します。
「SM10000−XE」は、CPU性能・メモリ搭載量・ネットワーク帯域のバランスにおいて、大規模なアプリケーションサービス基盤にパフォーマンスが最適化されたアーキテクチャを備えています。
ネットワンシステムズは既に、フロントエンドWebサーバ用途として、超低消費電力の32bit−Intel(R) Atom(TM) Z530(1コア)プロセッサを512個搭載した「SM10000」、64bit−Intel(R) Atom(TM) N570(2コア)プロセッサを256個搭載した「SM10000−64」、及び、同プロセッサを384個搭載したSM10000ファミリ最大の集積度を誇る「SM10000−64HD」を発売しています。
今回、製品ポートフォリオにIntel(R) Xeon(R) E3プロセッサを搭載した「SM10000−XE」が加わることによって、フロントエンドWebサーバのみならず、アプリケーションサーバからデータベースサーバの一部まで領域を拡張してSM10000ファミリでカバー可能になり、より省電力・省スペースなデータセンターの構築が可能になります。
この度の「SM10000−XE」によるSM10000ファミリの拡張によって、プライベートクラウド基盤をご要望のお客様にはCisco Unified Computing Systemを始めとする高性能CPUを搭載したサーバを用いた柔軟な環境を、また大規模なアプリケーションサービス基盤をご要望のお客様にはSM10000ファミリを組み合わせた環境を提供することで、お客様がご要望のシステムに最適なデータセンターアーキテクチャを選択して提供することが可能になります。
〔製品の位置付け〕
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