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雪印メグミルク、関東地区のチルド飲料生産機能を集約
関東地区におけるチルド飲料生産機能の集約に関するお知らせ
当社は、本日開催の取締役会において、「雪印メグミルクグループ中期経営計画(平成21年度〜平成25年度)」(平成21年10月8日公表、以下「中期経営計画」)における事業戦略を推進するために、戦略設備投資「関東地区のチルド飲料生産機能の集約」(以下、「本投資計画」)の実施を決議しましたので、併せてお知らせいたします。
記
1.本投資計画の目的
当社は、中期経営計画の事業戦略として「事業構造改革による事業基盤の強化」を重点項目の1つとして掲げ、計画の達成に向けて邁進しております。この取組みの中で、飲料・デザート類事業における生産物流機能に関しては、コスト構造改革によって市場競争力の強化を図り、継続的な事業成長を実現したいと考えております。
この考え方に基づき、平成22年11月5日付けで公表しました「設備投資の実施および特別損失の計上に関するお知らせ」の通り、海老名工場を飲料・デザート類事業における首都圏(関東地区)の基幹工場として位置づけ、現在、牛乳・乳飲料を中心とした飲料類の生産に関わる建屋(以下、「市乳棟」)および製造設備の更新による基盤整備(以下、「新海老名工場第1期投資」)を進めております。
この新海老名工場第1期投資が完了した後に、引き続き、海老名工場敷地内に新棟屋を建設し、生産物流機能の増強のための設備投資を実施いたします。この取組みによって、当社の牛乳、乳飲料、果汁・野菜飲料等のチルド飲料に関する事業強化を進め、乳の価値創造と牛乳・乳製品の需要拡大を実現することで、国内酪農生産の基盤強化と持続的発展に貢献していきます。
2.設備投資の概要
飲料・デザート類事業の関東地区における飲料類の生産機能は、現在、自社としては4工場(海老名工場、野田工場、日野工場及び富里工場)を有しております。新海老名工場第1期投資が完了後、その跡地に新棟屋を建設し、日野および富里工場のチルド飲料生産
機能を集約いたします。また、物流機能についても、日野および富里工場の機能を再配置いたします。本投資計画の投資額、スケジュール等の概要は次の通りです。
本投資計画の概要
項 目 内 容
対象工場 海老名工場(神奈川県海老名市)
投資額 80億円
主な工事内容 新棟建設と関東地区の自社工場(野田工場は対象外)チルド飲
料類の生産機能の集約
工事着工予定 平成25年3月
新棟稼動開始予定 平成25年度下期
3.日野工場および富里工場の閉鎖について
関東地区におけるチルド飲料生産機能の集約に伴い、新海老名工場としての飲料生産ラインの稼動に合わせて、日野工場および富里工場を順次閉鎖いたします。
閉鎖予定工場の概要
※添付の関連資料を参照
4.業績予想について
当該投資計画の決定により、当期(平成24年3月期)に閉鎖予定工場の一部の資産について約5億円の減損損失(特別損失)が発生しますが、本日公表の「平成24年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」の通期連結業績予想に織り込み済みです。
以上