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積水化成品、雨水貯留浸透槽「アクアロード」がJR九州のアンダーパス部に採用

2012-02-14

「アクアロード(R)」JR九州アンダーパス部に採用
〜「建設技術審査証明」取得後、初の実績〜


 積水化成品工業株式会社(本社:大阪市北区西天満2-4-4、社長:小野惠造)は、EPS土木工法での実績と技術を活かし、浅深度地下を利用し比較的小規模ですが有効な場所に設置でき、集中豪雨による冠水を防止する雨水貯留浸透槽「アクアロード」(2011年3月「建設技術審査証明」取得)が冠水防止対策として評価され、この度、JR九州のアンダーパス部に採用されました。

1.採用に至る経緯
 福岡県大野城市が管轄する都市計画道路「下大利南ヶ丘線」において、ゲリラ豪雨時に排水施設の許容を越え、JR九州鹿児島本線のアンダーパス部が冠水する恐れがありました。冠水防止対策工法として、当社商品の「アクアロード」が軽量で施工性が良く、従来工法に比べ工期短縮・コストダウンをはかれるというメリットが評価され、当該アンダーパス部91m3(貯留可能水量約83トン)にわたり採用されました。

2.アクアロードの特長
 「アクアロード」は、豪雨による道路冠水への対策など、車道の下に適応可能な雨水貯留浸透槽を構築できる樹脂製のブロック部材です。本部材は、人力施工が可能な軽量部材でありながら、車道下に設置できる強度と耐久性を有しており、施工に際しては特殊作業を必要とせず短期間での施工が可能です。

・安定性−部材同士が連結しあう千鳥配置構造により、水平荷重に強い構造体で
      あるため、安定性に優れています。
・高強度−大型車両を想定したT 荷重(245kN)に対応しております。
・空隙率−空隙率が非常に大きく、体積あたり92%以上の水を貯留することが可能です。
・施工性−部材が軽量であり、勘合部材を使わず組み上げるだけの簡単な施工のた
      め、急速施工が可能です。
・収納性−移送・保管時はコンパクトに積層できるため、運搬車両が少なく輸送コス
     トを削減できます。

3.今後の展開
 近年、全国的に“ゲリラ豪雨”と呼ばれる集中豪雨が、現在の排水施設の許容を越え道路冠水・家屋浸水等の被害をもたらし、対策として、大型調整池や雨水幹線などの建設が進められていますが、市街地では建設に必要な用地確保が容易でない状況にあります。
 このような被害を最小限に抑え、集中豪雨による被害を抑制する目的で、国・地方公共団体等に、道路下に適用可能な「アクアロード」を積極的に展開・拡販し、2012年度1億円の売上を目指してまいります。


 ※参考画像は添付の関連資料を参照

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