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竹中工務店、鉄筋コンクリート建物を長持ちさせる塗装「アクリセプト工法」に「クリヤ塗り」を追加

2012-02-13

鉄筋コンクリート建物を長持ちさせる塗装「アクリセプト(R)工法」に新メニュー
〜適用範囲を広げ積極的に展開〜


 竹中工務店(社長:竹中統一)と東亞合成(社長:橋本太)は、コンクリートの質感をそのまま残しながら鉄筋コンクリートの中性化※を10倍以上抑制できる透明な塗装「アクリセプト工法:クリヤ塗り」(以下「クリヤ塗り」)を開発しました。

 両社は、鉄筋コンクリートの中性化を10倍以上抑制できる着色可能な塗装「アクリセプト工法:エナメル塗り」(以下「エナメル塗り」)を2011年7月に共同で開発しています。今回、「アクリセプト工法」シリーズの1つに「クリヤ塗り」が追加されたことにより、従来の「エナメル塗り」では使用できなかった化粧打放しコンクリートへの使用が可能となります。
 本シリーズは今回開発した「クリヤ塗り」は既に当社施工物件1件(40m2)に適用、また2011年7月に開発した「エナメル塗り」は5件(600m2)のプロジェクトに適用されています。(2012年2月現在)

 今後、竹中工務店と東亜合成は、設計・施工する新築・リニューアルの鉄筋コンクリート造の物件に広く適用して、サステナブル社会の構築に貢献していきます。

※「アクリセプト」は東亞合成株式会社の商標です。


 *参考画像は添付の関連資料を参照


※鉄筋コンクリートの中性化:鉄筋コンクリートは、通常、約50年以上の耐用年数を有します。一般的に通常、アルカリ性であれば健全な状態です。コンクリート内に空気中の炭酸ガスが徐々に侵入すると、コンクリートがアルカリ性を失います。この現象が中性化と呼ばれ、中性化が進行するとコンクリート内部の鉄筋が腐食し易くなり、建物は健全性を失うおそれがあります。


■「アクリセプト工法」シリーズについて
 「アクリセプト工法」シリーズは、特殊塗膜層内に炭酸ガスの侵入を抑制するため、ナノレベルでシート状鉱物を積層させることで、塗膜厚が約0.2mmと薄膜ながら中性化による鉄筋腐食抑制機能を発揮します。今回の「クリヤ塗り」の開発により、コンクリート面・モルタル面に加え、化粧打放しコンクリート面での適用が可能となりました。

 特長として、1.鉄筋コンクリート造を守る、2.ローラー,刷毛,吹付け塗りなど一般的な塗装工法での施工が可能、3.高耐久性の塗膜により汚れにくく、10〜15年と長く美観を保つという点があります。

 http://www.takenaka.co.jp/news/2011/07/05/index.html(2011年7月「アクリセプト工法」リリース)


■シリーズ比較
 建物外壁の塗装構成は、(1)「下塗り」、(2)「中塗り」、(3)「上塗り」の3層で構成されています。「アクリセプト工法」シリーズは、(2)「中塗り」部分に開発した塗料を使います。


 *表は添付の関連資料を参照

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