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田中貴金属、2011年の貴金属ジュエリーリサイクルシステムの年間買取実績を発表

2012-02-11

田中貴金属の貴金属ジュエリーリサイクルシステムRE:TANAKA(リ・タナカ)
2011年の年間買取実績を発表
2010年度比で金が2.1倍、プラチナが1.8倍、銀が2.1倍の買取実績を記録!
金価格高値圏を背景に貴金属リサイクルが盛況に!


 田中貴金属工業株式会社(本社:千代田区丸の内、代表取締役社長:岡本英彌)は、2009年6月23日からサービスを開始した、一般消費者に安心と信頼、明確な買取基準を明示する貴金属ジュエリーリサイクルシステム『RE:TANAKA』(リ・タナカ)の年間(2011年1月〜12月)の買取実績をまとめました。

◆1年間で金鉱石約109.7万トン分の金、プラチナ鉱石約16.7万トン分のプラチナを回収
 田中貴金属工業が2011年1月から12月までに回収した『RE:TANAKA』(リ・タナカ)での金の買取実績は約7.7トン(7,679.5kg)、プラチナの買取実績は約0.8トン(834.8kg)、銀の買取実績は約3.8トン(3,800.9kg)で、3品種の合計買取実績は約12.3トン(12,315.2kg)となりました。2011年の年間買取実績は、2010年年間買取実績と比べて金の買取実績が約2.1倍、プラチナの買取実績が約1.8倍、銀の買取実績が約2.1倍増加。金・プラチナ・銀それぞれで2010年を上回り、3品種の合計の買取実績は前年比で約2.1倍となりました。
 金鉱山から採掘される金鉱石1トンに含まれる金の含有量が約7gとなるため、2011年1月から12月の1年間で回収した金の総量約7.7トンは、金鉱石約109.7万トン分。プラチナ鉱石1トンに含まれるプラチナの含有量は、約5gとなるため、1年間で回収したプラチナの総量約0.8トンは、プラチナ鉱石約16.7万トン分に相当。1年間で家庭に眠る貴金属ジュエリーから金・プラチナ鉱石の約126.4万トン分に相当する貴重な貴金属資源を循環させたことになります。

◆金・プラチナ・銀3品種のそれぞれが2011年下半期だけで2010年の年間買取実績を上回る
 2011年の買取実績は、8月に過去最高の金の月間買取実績となる約1.9トン(1,917.5kg)、9月には約1.4トン(1,438.3kg)という買取実績を記録し、8月から12月まで高い水準の買取実績を継続しました。取引が活発だった2011年下半期(2011年7月〜12月)においての買取実績は、金が2010年の年間買取実績である約3.7トン(3,680.9kg)を上回る約5.8トン(5,848.4kg)、プラチナは2010年の年間買取実績である約0.5トン(462.2kg)を上回る約0.6トン(595.1kg)、銀は2010年の年間買取実績である約1.8トン(1,823.9kg)を上回る約2.1トン(2,079.3kg)と、3品種それぞれで2010年の年間買取実績を超える結果となり、2011年下半期においてのリサイクル市場の盛況ぶりがうかがえました。下半期に取引が活発であった一因として、金価格が高値圏で推移したことが挙げられます。金の国際価格は、2011年8月に米格付け会社が米長期国債の格付けを1段階格下げしたことを皮切りに、わずか1ヶ月の間に1トロイオンスあたり250ドル以上も上昇し9月5日には1トロイオンス1,896.5ドル(ロンドン・フィキシングベース)の現物市場での史上最高値を記録しました。日本の国内金価格は、国際価格の上昇とともに価格を上昇させ、8月23日には1980年9月以来31年ぶりに4,700円/gを超える4,745円/gを記録。9月以降は、国際価格下落の影響で4,000円/gを切る場面も一時ありましたが、国際価格自体が高値圏で推移していることもあり、月平均価格では7月から12月まで4,000円/gを下回ることなく、2011年の年平均価格も1980年以来31年ぶりに4,000円/gを超える4,060円/gとなりました。『RE:TANAKA』(リ・タナカ)においても、リサイクル価格が国内価格の上昇に比例して上昇。貴金属ジュエリーで一般的なK18(18金)のリサイクル価格は、8月23日に『RE:TANAKA』(リ・タナカ)サービス開始以来最高値の3,329円/g(税込買取価格)を記録しました。
※本文中の金・プラチナ・銀の価格はすべて税抜き小売価格です

 金価格が高値圏で推移することを背景に、世界全体の金のリサイクル量は増加傾向にあり、貴金属リサイクルに注目が集まっています。そんな中、田中貴金属工業では、家庭に眠る貴金属製品を回収し社会に還流させる事を、“都市鉱山を開発”すると同様の活動ととらえ、貴金属ジュエリーリサイクルシステム『RE:TANAKA』(リ・タナカ)を推進することで、希少な貴金属資源の循環や、鉱山開発による自然環境ダメージの軽減へ貢献しています。


 *<『RE:TANAKA』(リ・タナカ)買取実績>


参考:貴金属ジュエリーリサイクルシステム『RE:TANAKA』(リ・タナカ)とは
『RE:TANAKA』は、「安心と信頼」をキーワードに、貴金属ジュエリーを中心とした貴金属製品を適正な公表価格で買取する貴金属ジュエリーリサイクルシステムです。さらに、田中貴金属工業では、この『RE:TANAKA』で買取りされた貴金属を溶かして精製しなおし、再び産業用用途に利用することで、貴重な貴金属資源を社会に還元いたします。貴金属は装飾用としての利用はもちろんのこと、最先端技術の分野でも役立っています。消費者の手元で滞留している貴金属ジュエリーを、資源として掘り起こし、還流させることによって、希少な貴金属資源の循環や、鉱山開発による自然環境ダメージの軽減へ貢献することを目指しています。


 *参考画像は添付の関連資料を参照


『RE:TANAKA』登録店舗全店には、『RE:TANAKA』用に開発された蛍光X線検査装置を導入し、貴金属ジュエリーの成分(品種、品位)を鑑定します。蛍光X線検査装置では短時間で貴金属の種類(品種)と含有率(品位)を検査することができます。高度な専用機器を用いることで鑑定者の主観だけに偏らない客観性のある鑑定を実現しています。そして、鑑定結果の品種・品位に応じて、当日の金・プラチナ相場に連動した全国統一の品種・品位別リサイクル価格を適用し、適正価格での買取を実施します。リサイクル価格は毎日、田中貴金属工業のウェブサイト(http://gold.tanaka.co.jp/retanaka/)とモバイルサイト(http://e.tanaka.co.jp/retanaka/)で公表しています。
『RE:TANAKA』には、全国36都道府県・66店舗が『RE:TANAKA』登録店として参加しており、全国統一のリサイクル価格で貴金属ジュエリーリサイクルを実施しています。(2012年2月現在)


 *【蛍光X線検査装置】の参考画像は添付の関連資料を参照


田中貴金属工業とは>
田中貴金属工業株式会社は、明治18年の創業以来、1世紀以上にわたり、金やプラチナなどの貴金属の精製・分析に携わるとともに、貴金属を用いたさまざまな工業製品の製造・販売、また、資産としての貴金属地金の売買を行っています。日本で金の輸出入自由化が施行された1978年には、金の精製・分析技術が高く評価され、日本で初めてロンドン金市場公認溶解検定業者の認定を受け、国際市場で通用する金地金を製造する資格を得ました。また2003年12月には、ロンドン金市場で取引される金地金の品質を審査する、世界で5社しか認定されない「公認審査会社」の1社に任命されています。現在直営店であるGINZA TANAKAの各店舗(7店舗)をはじめ、全国に広がる120店舗余りの特約店で金地金や地金型金貨等の売買を行っています。

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