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IIJ、仮想移動体通信事業者向け支援事業を強化

2010-11-17

IIJ、MVNEとしてMVNO支援事業を強化

利用回線帯域に応じた課金を行う接続プランを提供開始


 株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 幸一、コード番号:3774 東証第一部)は、MVNO(Mobile Virtual Network Operator:仮想移動体通信事業者)向けにモバイルの通信設備を提供するMVNE(Mobile Virtual Network Enabler:仮想移動体通信サービス提供者)事業をさらに強化し、MVNO事業者の利用用途に合わせた回線帯域の提供と、帯域に応じた課金を行う接続プランを、2010年度中に提供開始する予定です。

 IIJは2008年1月にMVNO事業に参入し、法人向け高速モバイルデータ通信サービス「IIJモバイルサービス」を提供開始しました。企業ネットワークへのモバイル活用を推進する一方で、2009年にはM2M分野に本格参入し、M2Mモジュールに向けたモバイル回線の提供を開始しています。これにより、PCだけでなく自動販売機や監視システム、センサーを搭載した計測機器など、多様な機器に対しての回線提供を実現しています。また、MVNE事業にも積極的に取り組んでおり、新規にMVNO事業に参入する企業への支援を行っています。

 従来IIJでは、MVNO事業者に対してIIJモバイルを一回線ごとに販売する再販形式をとっていましたが、今回新たに、IIJからMVNO事業者に割り当てる帯域に応じた課金を行う接続プランを提供いたします。これにより、MVNO事業者はビジネスモデルに応じた帯域と料金でネットワークサービスの提供を受けることができ、従来の回線再販形式と同様に、過大な投資をすることなくMVNO事業に参入できるようになります。またMVNO事業者が帯域幅のコントロールを行うことで回線あたりの原価を設定することが可能となり、独自の料金プランや付加価値をつけたサービスを展開できるようになります。

 モバイルをとりまく環境は、モバイルデータ通信の高速化やスマートフォンの普及、モバイル端末のSIMロック解除などにより大きく変化しており、MVNOへの新たな参入を検討する企業が増加しています。しかし、MNO(Mobile Network Operator:移動体通信事業者)との相互接続など、初期構築にかかる投資が高額になることや、MVNOネットワークの構築運用ノウハウが不足しているなどの理由から、事業化を断念する企業が多数いました。IIJでは、帯域に応じた課金を行う接続プランを活用した最適なネットワーク帯域と、MVNOネットワークの構築運用に関するアウトソーシングを合わせて提供することで、新規MVNO事業者のこれらの課題を解決し、円滑な事業参入をサポートします。

 さらに、今回提供予定の接続プランの開始に合わせて社内の販売体制を強化し、MVNO事業参入を目指す企業向けのコンサルティングサービスを提供することで、MVNO支援をさらに強化していきます。

関連サービス・ソリューション 
 本プレスリリースに関連するIIJのサービス・ソリューションは以下になります。
  http://www.iijmobile.jp/


お問い合わせ先 
 IIJインフォメーションセンター(法人向け)
  Tel:03−5205−4466
  Fax:03−5205−4460
  E−Mail:info@iij.ad.jp

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