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IIJ、より大規模な攻撃からネットワークを防御する「IIJ DDoSプロテクションサービス」を提供

2012-02-04

「IIJ DDoSプロテクションサービス」を提供開始
DDoS対策サービスを刷新し、より大規模な攻撃からネットワークを防御可能な新サービスを開始

 株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 幸一、コード番号:3774 東証第一部)は、お客様のインターネット回線やサーバなどのネットワーク環境をDDoS※1攻撃から守る「IIJ DDoS対策サービス」を刷新し、より大規模な攻撃からの防御を実現する新サービス「IIJ DDoSプロテクションサービス」として、2012年3月より提供を開始します。サービスの提供開始に先立ち、本日よりIIJ DDoSプロテクションサービスの受注を開始します。

 IIJ DDoSプロテクションサービスは、旧来のIIJ DDoS対策サービスと同様に、お客様のネットワーク向けの攻撃を検知、防御するフルマネージド型のサービスです。IIJのバックボーン側に設置した防御装置でネットワークを常時監視し、事前に定義されたDDoS 攻撃の特性を持つ通信や、平常時の通信状況を逸脱した異常な通信を検知した場合に、アクセス制御や帯域制御を行います。バックボーン側で攻撃を未然に防ぐため、攻撃によってお客様のインターネット回線やネットワーク機器、サーバ機器などに負荷がかかることがなく、従来DDoS 攻撃に対抗するために行なっていた、回線設備やサーバ増強などへの多大な投資を抑えることができます。また、導入前のコンサルティングから、機器の設定、運用・保守、レポートの提供まで、IIJの専任エンジニアが一貫して行うため、DDoS対策に関わる作業をフルアウトソースすることが可能です。

 今回のサービス刷新にあたっては、バックボーン側に設置する防御装置を、より大規模な攻撃にも耐えられる拡張性の高い機器に変更しています。これにより、標準で3Gbpsまでの攻撃に対応できるほか、将来的に想定を超える大規模な攻撃が来た場合でも、すぐに設備増強を行うことができます。さらに、検知可能な攻撃の種類や精度も向上しているため、より高い確率でお客様のネットワーク環境をDDoS攻撃から防ぐことができます。

 近年、一般企業へのDDoS攻撃は日常化しており、DDoS攻撃によってポータルサイトや企業のWebサイトがサービス停止に追い込まれるケースが多発し、ビジネスに多大な影響を及ぼしております。※2 IIJは2005年の12月より、業界に先駆けてIIJ DDoS対策サービスを開始しており、官公庁や金融業などのお客様を中心にサービスを提供してきました。IIJ DDoSプロテクションサービスの提供を通じて、今後より大規模化するDDoS攻撃を未然に防ぎ、お客様の安定的なビジネス運営に貢献します。

 今後は、IPv6※3への対応も予定しており、従来培ってきたノウハウを活かして、積極的に機能拡張をおこなってまいります。

※1 ネットワークに分散している複数のパソコンやサーバから、特定の宛先に対して一斉に大量の通信を行い、標的となったサーバやネットワークに大きな負荷を与えることで、機能を麻痺させてサービスを利用不能にする攻撃。 
※2 DDoS攻撃の傾向については、IIJ発行の技術レポート「Internet Infrastructure Review(IIR)」をご覧ください。 
※3 次世代インターネットプロトコル。現行のインターネットプロトコル「IPv4」をベースにして、アドレス空間の増大・セキュリティ機能の追加などを行う。

IIJ DDoS プロテクションサービス概要

*添付資料を参照

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