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三菱重工環境・化学エンジニアリング、中国・北京市に環境装置の営業会社を設立

2012-02-03

中国に環境装置の営業会社「菱重環環境技術服務(北京)有限公司」を設立
MHIEC、市場密着で販売強化へ


 三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社(MHIEC、社長:木村 和明、本社:横浜市西区三菱重工業が100%出資)は、中国・北京市に環境装置の営業拠点となる現地法人「菱重環環境技術服務(北京)有限公司」を設立、2月1日に営業を開始する。同国でごみ焼却設備や下水汚泥処理設備の需要が拡大していることに対応、市場密着で販売強化をはかるのが狙い。受注済み案件の客先や提携先に対する支援、新規案件獲得に向けた調査・情報収集のほか、日本向けの現地調達にも活用していく。

 新会社の資本金は5,000万円で、MHIECが全額を出資。総経理には木村MHIEC社長が就任(兼務)した。
 MHIECの既存顧客やパートナー企業をサポートすると同時に、日本向けに資材や部位・部品を現地調達する場合の窓口も担当。新たな調達先の開拓も手掛ける。また、営業展開では市場調査や新規顧客候補に対する技術プレゼンテーションを含めた提案活動、宣伝活動や契約業務の代行などMHIECの中国における活動について補完的役割を担う。

 中国の環境装置市場は、一般廃棄物焼却設備に対する需要が、これまで好調だった華南〜上海地域に次ぎ北京周辺でも増大。今後5年間で焼却炉200基規模の設備拡張が計画されており、年間で1万5,000〜2万トン/日の市場規模があると予測されている。また、下水汚泥の焼却・乾燥装置に対する需要も、埋め立て処分の減量化をはかる必要性から底固く、大気汚染防止の観点から焼却炉用排ガス処理装置に対する需要も有望となってきた。

 MHIECは、中国市場でこれまで25基の大型一般廃棄物焼却炉を受注しており、シェアでは海外4大メーカーの1社に数えられる。2011年には、北京市向けに3,000トン/日の処理能力を持つ中国最大級の一般廃棄物焼却設備と、佛山市(広東省)向けに処理能力1,500トン/日の一般廃棄物焼却設備を受注している。

 菱重環環境技術服務(北京)有限公司の設立を弾みとして、市場に密着した事業展開の加速、およびパートナー企業との関係強化を積極的に進めていく。


以上


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