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STマイクロ、携帯電話の音声をクリアにするスマートなデジタル・オーディオ・プロセッサーを発表
STマイクロエレクトロニクス、
携帯電話の音声をクリアにするスマートな
デジタル・オーディオ・プロセッサを発表
新しいデジタル・オーディオ・プロセッサをMEMSマイクロフォンと組み合わせ、
業界初の音響サブシステムを実現
エレクトロニクス分野の多種多様なアプリケーションに半導体を提供する世界的半導体メーカーで、オーディオ用ICの主要サプライヤであるSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、複数のマイクロフォンを搭載するアプリケーション向けに、デジタル・オーディオ・プロセッサの新製品を発表しました。STの新製品ファミリは、卓越した処理性能と優れた拡張性およびプログラム可能性を兼ね備えており、携帯電話、タブレット、ゲーム機およびビデオ監視システム等の音質を大幅に向上させます。
このスマートなデジタル・オーディオ・プロセッサは、特にSTのMEMSデジタル・マイクロフォンを複数使用する機器の能力を大きく引き出し、ノイズ 低減、エコー・キャンセリングやビーム・フォーミング等の機能を実現します。騒音や雑音が制御不能な環境下における携帯電話およびその他機器の使用が増加しており、こうした機能の重要性が高まっています。マルチ・マイクロフォン・ズーミング等の次世代オーディオ・アプリケーションにも対応します。
STのスマートなデジタル・オーディオ・プロセッサとデジタルMEMSマイクロフォンの組み合わせが、強力かつ柔軟性の高い音響サブシステムを実現し、機器メーカーおよびユーザに大きなメリットを提供します。機器メーカーはシステム設計をシンプルにすることで、コスト低減や製品開発期間の短縮および最終製品の差別化を簡単に行える一方、ユーザはクリアなサウンドを楽しむと共に、バッテリを長時間使用することができます。
飛躍的に技術進歩したSTの最新のデジタル・オーディオ・プロセッサは、メイン・アプリケーション・プロセッサから高い演算処理による負荷を取り除く、最適化された音響処理エンジンを内蔵しています。この音響処理エンジンは、個々のチャネル処理機能により、最大6個のMEMSデジタル・マイクロフォンからの入力を処理します。この製品には、設定可能な10バンド・イコライザ、ピーク・リミッタ、ゲインおよび音量調整を備えた高品質かつ拡張性の高い機能がサポートされています。データは、デジタル(I2S)またはアナログ(PWM)インタフェースを通して出力されます。
STのスマートなデジタル・オーディオ・プロセッサには、使い易いプログラミング・ツールであるAP Workbenchがバンドルされています。STは、MEMSマイクロフォンやD級オーディオ・アンプ Sound Terminalと共に、次世代の音声入力アプリケーション向けの製品を取り揃えています。
STのスマートなデジタル・オーディオ・プロセッサの最初の製品であるSTA321MPLは、現在サンプル出荷中で、2012年第2四半期に量産を開始する予定です。単価は1000個購入時に約4ドルです。大量購入時の単価については、お問い合わせください。
※英文リリースは添付の関連資料を参照
<STマイクロエレクトロニクスについて>
STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに革新的な半導体ソリューションを提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、高度な技術力と設計ノウハウ、そして幅広いIP(Intellectual Property)ポートフォリオ、戦略的パートナーシップ、大規模な製造力を駆使することにより、マルチメディア・コンバージェンスとパワー・アプリケーションにおいて他社の追随を許さないリーダーとなることを目指しています。2011年の売上は97.3億ドルでした。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト( http://www.st-japan.co.jp )をご覧ください。
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