Article Detail
大和証券グループ、ADBの水関連事業を支援する『ウォーター・ボンド』を販売
『ウォーター・ボンド』発行・販売のお知らせ
〜投資を通じてアジア・太平洋地域の水関連事業を支援〜
このたび、アジア開発銀行(以下、「ADB」という。)ならびに大和証券グループは、アジア・太平洋地域におけるADBの水関連事業を支援する『ウォーター・ボンド』の発行および販売を行うこととなりましたので、その概要についてお知らせいたします。
ADB は2010年、通常の資本財源のもとで、82件の水関連事業に対して7億5,000万米ドル以上の融資を実行しました。その水関連事業を支えるため、2010年4月にADBは初のウォーター・ボンドを日本の投資家向けに発行し、計6億3,800万米ドルの資金を調達しました。
2012年および2013年においてADBは総額66億米ドル以上を水関連事業に融資する予定であり、その資金支援に向けて2回目のウォーター・ボンドが発行されます。ADBでは、本債券発行による資金調達額と少なくとも同額を、アジア・太平洋地域の加盟途上国における水関連プロジェクトに拠出する予定です。
今回の起債にあたっては、前回に引き続き、大和証券キャピタル・マーケッツ株式会社(大和証券グループのホールセール証券会社)が売出しを行い、大和証券株式会社(同グループのリテール証券会社)が日本の個人投資家および法人投資家に販売いたします。
水に関する問題は多様な側面を持っており、経済成長の大きな阻害要因にもなっています。日本の投資家は、ADBが発行するウォーター・ボンドへの投資を通じて、アジア・太平洋地域における水関連事業を支援することが可能となり、ひいては貧困削減に貢献するといえます。
大和証券グループでは、社会的課題を投資により解決することを目指すインパクト・インベストメントを積極的に手掛けており、ウォーター・ボンドの販売はその取組みのひとつです。
*以下、『ウォーター・ボンド』の概要などは添付資料参照