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富士通、ICTシステムの安定稼働を支援する「Quality−shaping」に基づくサービス提供を開始
ICTシステムの安定稼働を支援する品質ソリューション体系「Quality−shaping」を確立
システムライフサイクル全体に対し、「品質」の維持・向上を支援するサービス群を提供
当社は、このほど、お客様のICTシステムの安定稼働を支援する品質ソリューション体系「Quality−shaping(クオリティ・シェイピング)」を確立しました。これに基づき、2012年4月よりサービスを提供開始します。
「Quality−shaping」では、お客様が利用中のシステムについて、運用リスクの診断から始まり、計画、要件定義・設計、製造、テストに至るまでのシステムライフサイクル全体に対し、ヒト・モノ・プロセスの網羅的な視点で、「品質」の維持・向上を支援するサービス群を提供します。当社グループの長年にわたるシステム運用・構築における技術・ノウハウや、多くのプロジェクト実践の経験をベースとしています。
具体的には、第三者の立場で成果物とプロセスを検証する第三者検証サービスや、稼働中のシステムの利活用状況を診断することで運用リスクを明確にし、次の施策を提案するICT健康診断サービスなどを提供します。
[関連リンク]品質ソリューション Quality−shaping(クオリティ・シェイピング)
http://jp.fujitsu.com/solutions/packages/quality-shaping/
ビジネスの継続・成長のためにICTシステムの重要性が増す中、企業ではシステム品質を維持・向上させるための取り組みが進められています。また、日本では平成25年度に「ソフトウェア品質監査制度(仮称)」(注1)の制定が予定されているなど、専門知識を有する第三者が利用者に代わり、中立的な立場でシステム品質を検証することへの需要が高まっています。
このような状況を踏まえ、当社はICTシステムの安定稼働を支援する品質ソリューション体系「Quality−shaping」を確立しました。これに基づき、2012年4月よりサービスを提供開始します。
<「Quality−shaping」の特長>
「Quality−shaping」では、システム品質について、「いかに不具合を起こさないか」だけではなく、「いかにお客様の業務を継続させるか」と捉えます。当社グループの長年にわたるシステム運用・構築における技術・ノウハウや、多くのプロジェクト実践の経験をベースに、第三者の視点によるシステム品質の検証を実現します。
1.システムの安定稼働に向け、運用起点で「品質」に取り組む新しいアプローチ
稼働中のシステムの状況を見える化することで、運用リスクを診断し、安定稼働に向けたシステム品質の維持・向上を支援します。
2.システムライフサイクル全体を網羅するサービスメニュー
一般的な品質検証サービスがカバーする製造工程・テスト工程だけでなく、運用から始まり、上流工程も包含した網羅的なサービスメニューでシステム品質の維持・向上を支援します。
3.モノだけでなくプロセスもヒトも支えるサービス
モノ(成果物)の検証に留まらず、システム品質の三要素であるヒト・モノ・プロセスの視点からシステム品質の維持・向上を支援します。
〔「Quality−shaping」で提供するサービスメニュー体系〕
※添付の関連資料「添付資料」を参照
<「Quality−shaping」のサービス概要>
1.品質マネジメント支援サービス
品質マネジメントに関わるフレームワーク作りと適用を支援します。
その他のQuality−shapingのサービスと組み合わせることができます。
2.第三者検証サービス
第三者の立場で成果物とプロセスを検証します。
3.CMMI適用支援サービス
CMMI(注2)の導入から運用、評定まで、組織活動のプロセス改善を支援します。
4.ICT健康診断サービス
稼働中システムの健康状態を分析して運用状況を見える化し、改善提案につなげます。
5.品質教育サービス
品質教育(品質マインド醸成、管理ノウハウ習得、品質記録の書き方)を、プロジェクト要員に対しオンサイトで行います。
なお、これらのサービスは社内ですでに実践しており、サービスの過去3年間の実績は以下の通りです。
品質マネジメント支援サービス:150件
第三者検証サービス:750件
CMMI適用支援サービス:10組織
ICT健康診断サービス:50件
品質教育サービス:50件
<商標について>
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
【注釈】
注1 ソフトウェア品質監査制度(仮称):
IPA(独立行政法人情報処理推進機構)ソフトウェア・エンジニアリング・センターが制度化を進めている、専門知識を有する中立な立場の第三者がソフトウェアの品質を利用者に対して検証・認証する制度。平成25年度に制定が予定されています。
注2 CMMI:
Capability Maturity Model Integration(能力成熟度モデル統合)の略。米国カーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所で開発されたプロセス改善のためのモデル。R−CMMIは米国特許商標局に登録されています。
【関連リンク】
・品質ソリューション Quality−shaping(クオリティ・シェイピング)
http://jp.fujitsu.com/solutions/packages/quality-shaping/
【本件に関するお問い合わせ】
富士通コンタクトライン
0120−933−200
受付時間:9時〜17時30分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)