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独フォルクスワーゲン、北米自動車ショーで「ジェッタ ハイブリッド」を公開
ジェッタ ハイブリッド
北米国際自動車ショーで世界初公開
デトロイト、2012年1月
TDI、TSI、DSG、ツインチャージャーは、ドイツまたは他の国におけるフォルクスワーゲンAGまたはフォルクスワーゲングループ各社の登録商標です。
1)すべての燃費データは米国における予測値であり、EPA(米国環境保護庁)による認証が必要です。また、すべての航続距離の値は、予測値です。
2)ジェッタ ハイブリッドに関するすべての重量値は、予測値です。
ジェッタ ハイブリッドのワールドプレミア
4気筒1.4 TSIと7速DSGを採用した初のハイブリッドモデル
ボタンを押すことで純粋な電気モードで走行可能
2012年1月、ウォルフスブルグ/デトロイト:
フォルクスワーゲンは、デトロイトで開催されている北米国際自動車ショー(通称:デトロイトショー)において、世界でもっとも高効率なクルマの1台であるジェッタ ハイブリットを初公開しました。駆動源として搭載されているのはハイテクなガソリンエンジン(110kW/150PSを発揮する1.4 TSI)とゼロエミッションの電気モーター(20kW)です。このハイブリッドの駆動システムは、非常に優れた動力性能(0〜100km/h加速は9秒以下)を実現しているだけでなく、45mpg(1))(複合モード、約19.1km/l)という非常に優れた燃費効率をもたらしました。これは、従来型の駆動システムを用いた性能が同等のモデルに対し、約20%の燃料消費量の削減に相当します。とくに市街地走行における燃費は30%(1))も向上しています。さらにジェッタ ハイブリッドは、純粋な電気モードで走ることも可能で、車速70km/h以下、距離2km(1))(路面や走行条件によって異なります)の範囲内であれば、完全にゼロエミッションで走行することができます。
発売は2012年11月、まず北米市場で
きわめて静か
ジェッタ ハイブリッドは、フォルクスワーゲンがトゥアレグ ハイブリッドに続いて発売する、2台目のハイブリッドモデルです。これらのモデルは、最小の消費燃料を実現し、あらゆる面で卓越した動力性能を得るため、ガソリンエンジンと電気モーターから構成される駆動モジュールをボンネットの下に収めています。快適性の面では、洗練されたTSIユニットに加え、新開発のエキゾーストシステム、遮音性に優れたフロントウインドー、厚みを増したフロント側のサイドウインドーといった対策により、このクラスのフォルクスワーゲンとしては、かつてない静かなクルマに仕上がっています。スポーティであると同時に環境にも優しいこのジェッタ ハイブリッドは、2012年の11月に、まず米国とカナダで発売されます。
TSI:世界でもっとも進化したガソリンエンジン
きわめて高効率
フォルクスワーゲンは、米国市場においては初めて、ターボ付きの1.4リッター ガソリンエンジンをジェッタ ハイブリッドに搭載しました。フォルクスワーゲンのTSIエンジンは、この分野においては世界でもっとも栄誉ある2011年「エンジン オブ ザ イヤー」を含めて、様々な賞に輝いているエンジンです。
ドイツのアウトバーンで証明された実用性
ダウンサイジングされた排気量わずか1,395ccのこの4気筒エンジンは、ヨーロッパではすでに数百万台もの販売実績があります。アイドリングからわずか上のエンジン回転数(1,400rpm)から250Nmのトルクを発生し、ドイツのアウトバーンのスピードでもびくともしない耐久性を証明しています。最高出力も、これまでジェッタに搭載されてきた2.5リッター5気筒エンジンを上回っています。注目すべきは、その高い最大トルクを3,500rpmまで維持できる点でしょう。電気モーターとの巧みな連携により、ジェッタ ハイブリッドに、スポーティクルーザーといえるような高いパフォーマンスを提供しています。このTSIユニットは非常に軽量で、重量は98kg(2))しかありません。
※以下、製品画像とリリースの詳細は添付の関連資料を参照