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京セラ、液晶ディスプレイ関連専業メーカーのオプトレックスを買収
オプトレックス株式会社の株式取得に関するお知らせ
京セラ株式会社(社長:久芳 徹夫、以下京セラ)は、液晶事業およびタッチパネル事業の更なる強化、拡大を図るため、液晶ディスプレイ関連の専業メーカーであるオプトレックス株式会社(社長:稲垣 伸一、以下、オプトレックス)の全株式を取得し、子会社化することを決定し、京セラと日本産業パートナーズ株式会社が運営する投資事業有限責任組合ら4社で株式譲渡契約を締結いたしましたので、お知らせいたします。
なお、子会社化は2012 年2 月1 日に実施する予定です。
■目的と主旨
京セラは、薄膜部品事業において、産業機器向け中心に中・小型液晶ディスプレイを開発、製造、販売し、グローバル市場で事業を展開しています。顧客ニーズへのきめ細かなカスタム対応力と少量多品種の生産対応が必要となる産業機器用途において、当社はこれらに対応する体制を構築し、業界での実績を築いてまいりました。さらに、2010 年より静電容量型タッチパネル事業を展開し、薄さ、強度、防水性などが求められるスマートフォン用途において、当社の製品品質に高い評価をいただいております。
産業機器および車載用途の液晶ディスプレイの市場は、今後も着実な需要拡大が見込まれております。また、静電容量型タッチパネルの市場も、近年、スマートフォンやタブレットPC 等高付加価値製品の急速な普及に伴って拡大しており、今後も高い成長が見込まれる分野となっています。
オプトレックスは、車載用液晶ディスプレイにおいて高い技術力と国内外に強固な顧客基盤を有しております。現在、京セラが事業展開する産業機器用途に加え、このたびの子会社化により、今後は車載用途においても、更なる製品力の強化と事業の拡大に繋がるものと考えております。
また、オプトレックスはタッチパネル事業においても、高い生産技術を有していることから、両社の持つ生産技術と顧客基盤などの経営資源を有効活用することにより、タッチパネル事業の更なる強化と拡大が可能であると考えております。
京セラは今後もお客様の要求に幅広く対応するとともに、液晶事業ならびにタッチパネル事業の一層の強化を図ってまいります。
※「オプトレックスの概要」は添付の関連資料を参照