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アース製薬、入浴剤カテゴリー強化などでバスクリンを買収

2012-01-11

株式会社バスクリンの株式等の取得(子会社化)に関するお知らせ


 当社は、平成23年12月27日開催の取締役会において、以下のとおり、WISE PARTNERS株式会社の運営するWP1号投資事業有限責任組合(ファンド)が保有する株式会社バスクリン(以下「バスクリン」といいます。)の株式及び新株予約権(以下「株式等」といいます。)を取得し、子会社化することを決議するとともに、同日株式譲渡契約を締結いたしましたので、お知らせいたします。

1.株式等の取得の理由
 当社は、“ベストクオリティで世界と共生”の基本理念のもと、“安全、安心、快適な生活空間の創造に貢献する”ことを方針に掲げ、独創的かつ高品質な製品を通じてお客様の生活の質の向上に努めてまいりました。お客様の視点に立って開発された製品は当社の基盤となり、国内市場においてトップシェアを誇る家庭用殺虫剤をはじめ、オーラルケア製品や芳香剤などを幅広く手掛けるトイレタリーメーカーとして成長を続けております。入浴剤分野においても、昭和39年に『バスロマン』を発売以降、『露天湯めぐり』シリーズ、『温素』、『保湿入浴液ウルモア』など製品ラインナップを拡充し、積極的な取り組みを続けております。

 一方、バスクリンは、株式会社ツムラの家庭用品事業であった時期を含めて、『浴剤中将湯』の発売から数えて114年、『バスクリン』の発売からは81年、日本の入浴文化をリードする企業として事業を運営してきました。『バスクリン』に加えて、『日本の名湯』シリーズ、『きき湯』、『ソフレ』などの入浴剤製品は、非常に高い認知度を誇っています。また、入浴剤に加えて、育毛剤、洗浄剤など、天然素材を活かした家庭用品の開発・製造・販売を一貫して行ってきました。平成18年10月には株式会社ツムラからツムラライフサイエンス株式会社として分社化され、平成20年8月には独立系のプライベート・エクイティ投資会社であるWISE PARTNERS株式会社の支援の下、マネジメント・バイアウト(MBO)によりツムラグループから独立しました。MBOの実施以降、バスクリンは、様々なコスト削減を実施するとともに、生薬由来の育毛剤を中心とする通販事業を新たな収益源として育成するなど、着実に成長を続けており、現経営陣の経営手腕を当社は高く評価しています。

 バスクリンは“快適な生活空間の創造に貢献する”という当社の方針に合致した会社であり、当社の製品ラインナップの補完による入浴剤カテゴリーの強化に加えて、バスクリンの通販チャネルや平成23年4月に本格稼働した新工場の生産能力の活用によるシナジーは大きく、さらに、当社の主力製品であり、夏場が本格商戦の家庭用殺虫剤と、冬場に需要が高まるバスクリンの入浴剤の組み合わせにより季節性の変動を緩和することが可能となるなど、当社の企業グループとしての更なる成長に資するものと判断し、バスクリンの株式等を取得し、子会社化することといたしました。


 ※「異動する子会社(株式会社バスクリン)の概要」など詳細は添付の関連資料を参照

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