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ソネット・メディア・ネットワークス、リアルタイムビッディングに対応した広告配信を開始
ソネット・メディア・ネットワークス、
RTB(リアルタイムビッディング)に対応した広告配信を開始
〜広告配信最適化エンジン『Logicad』が配信先を最適化〜
http://www.so-netmedia.jp/news/pdf/pr_release_20111226.pdf
ソネット・メディア・ネットワークス株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:穂谷野智)は、ディスプレイ広告の配信最適化を実現するエンジン『Logicad』による、RTB(リアルタイムビッディング)(※1)に対応した広告配信を開始いたします。
グローバルのインターネット広告市場において、RTBと呼ばれるディスプレイ広告取引の形態が米国を中心として急速に拡大しており、日本国内においても同様の流れが見込まれております。
ソネット・メディア・ネットワークスが提供する『Logicad』は大規模な配信ログ、オーディエンスデータを高速かつ安定的に処理することが可能なシステムインフラを備え、独自のアルゴリズムを用いてRTBに対応した配信を行うことにより、広告出稿企業のディスプレイ広告効果の最適化を実現します。
■『Logicad』の主な機能
−RTBに対応した広告配信
−オーディエンスターゲティング
−CPA最適化配信
−リターゲティング など
*機能は順次アップグレードしていく予定。
また、将来的には同エンジン自体を広告主や広告代理店に対して広告取引プラットフォーム(DSP(※2))として提供していく予定
■『Logicad』のRTB接続対応先
−ソネット・メディア・ネットワークスが運営するアドネットワーク『TrustClick』(近日中に接続予定)
−DoubleClick Ad Exchange
*その他Ad Exchange(※3)、SSP(※4)とは順次接続対応を行っていく予定
■広告効果の最適化を実現するための基盤
1.独自の配信最適化アルゴリズム
−配信先、曜日、時間帯など膨大なファネルの組合せによる配信結果を高速で分析し、 期待されるCTR・CVR やeCPM などを算出する高精度な予測力
−1日当たりのコスト、CPA、目標コンバージョン数など、様々なシナリオ(制約要件)に応じて配信計画/最適化するためのシミュレーション力(数理計画等)
*独自開発した配信最適化アルゴリズムは、運用ノウハウや配信結果を基に学習し進化させていく
2.高精度かつ安定的なシステム
−独自の配信アルゴリズムを最大限に活用できる高精度なシステムを実装するために、配信に関わるコアシステムをソネットグループ内の豊富なエンジニアリングリソースを活用して内部にて開発
−大規模データを高速かつ安定的に処理することが可能なシステムインフラを構築するために、米国のRTB対応した広告配信事業者に対して多数の提供実績を持つCitrusleaf 社(※5)のデータベースソリューションをインフラの一部で活用
<配信イメージ画像>
*添付の関連資料を参照
※1:RTB(Real Time Bidding):1インプレッション毎にリアルタイムで入札が行われる形式
※2:DSP(Demand Side Platform):広告主の広告配信効果を最適化するための配信プラットフォーム
※3:Ad Exchange:インプレッション(広告在庫)の売り手と買い手をつなぐ場
※4:SSP:媒体社の広告収益を最大化するためのプラットフォーム
※5:Citrusleaf,Inc.:大規模データを高速に検索するnoSQL(Not only SQL)を利用した最先端のデータベースソリューションを提供する米国企業(http://citrusleaf.net/)