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野村総研、金融機関向けに「マネージャービュー レポート&アナリシス」を提供
金融機関のKPI設定・分析支援サービス
「マネージャービュー レポート&アナリシス」を提供開始
株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:嶋本 正、以下「NRI」)は、金融機関向けに重要業績評価指標(KPI:Key Performance Indicator)の柔軟な設定・把握とスピーディな分析を支援するサービス「マネージャービュー レポート&アナリシス」を、本日より提供します。
近年、各金融機関は、顧客である個人投資家の多様な運用ニーズにこたえるため、提供する商品を増やしています。それを背景に、顧客のニーズを把握し、適切な金融ソリューションを提案することがより重要となっています。このため、金融機関の企画部門では、基幹システムから取得する従来の業績指標の他に、顧客の来店件数や、顧客への提案件数、複数の金融サービスの浸透度など、さまざまなKPIの設定とその状況把握に取り組んでいます。
しかし、こうしたKPI把握のための元データは、複数のシステムやファイルなどに散在していることが多く、分析する以前に、膨大なデータの加工や集約に時間を要しています。また、これらのデータを蓄積していくと、データ管理や分析作業が負担となってきます。
これらの課題を解決するため、NRIでは、KPI設定やデータウェアハウス構築のコンサルティングノウハウを活かしたシステムを開発し、「マネージャービュー レポート&アナリシス」サービスとして開始しました。このサービスは、基幹システムからのデータとユーザが手元で管理しているデータを統合管理する「データ管理ツール」、さまざまな表やグラフを組み合わせたレポートを柔軟に設計・作成する「レポート作成ツール」、Excelを利用したインターフェース上で、利用者が集計軸や集計範囲を切り替えて分析作業を行う時に、思考の妨げにならないよう高速に集計する「データ分析ツール」という3つの機能を備えた統合的なシステムをベースとしています。
NRIは、「マネージャービュー レポート&アナリシス」の提供により、金融機関の経営分析を支援していきます。
【ご参考】
・「マネージャービュー レポート&アナリシス」のサービスイメージ
※添付の関連資料を参照